按摩師、マッサージ師にとって感覚は、相手の人を理解、把握するための強力な道具です。
その道具は、治療の濃度や深度にダイレクトに影響します。
指揉みのやり方をちょっと変えたら、拡がりや情動エネルギーがまるで手で触れられるように感じるようになったのですが、これは何も「エネルギーがわかる」といったものではないと思います。
ぼくの感覚を通して感じていることの密度が増した、みたいな感じ。
基本的に治療に対する感想などは聞かないのですが、時々「なに？これ？」とか「前と違う」といった反応をする繊細な患者さんもいます。
ですが、意識的には違いを感じていない患者さんが大半です。
もちろん、違いを感じてくれた方が「やっぱりわかっちゃいます？」的なうれしさがあるのですが(^^;、基本的に、こちらの治療プロセスの感覚的理解が密度を増した、ということの方が大切なのでした。
もちろん、治療プロセスの感覚的理解が密度を増すと、結局それは施術深度の深まりや治療結果にも影響します。
以前から、「体は各自の想いが現実化物質化したもの」というイメージがあるのですが、それをより強く感じている今日この頃。
指揉みの空間から按摩に移行する時、指揉み時の感覚を携えたまま身体各部に触れるのですが、患者さんの身体や感覚空間が、前以上に繊細で壊れやすい、愛おしいものに感じられるのです。
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イイですね～
私も患者として体の感覚が変わったのがわかります
「想い」が「物質化」というのはわかるような気がします
他人への施術には使えそうにないのが残念ですが（＾＾）
こんにちは、月光さん。
コメントありがとう。＾＾
>「想い」が「物質化」というのはわかるような気がします
>他人への施術には使えそうにないのが残念ですが（＾＾）
直接的ではないけれど、使えるよ、たぶん。
触れる相手への、施術者の目というか、身体観が変わると、それは働きかける層が変わることになると思うのです。
なるはず。
なるにきまってる。
と、思い込もう！(^O^)/
プルさん
> 働きかける層が変わることになる
これわかるような気がします（＾＾）
カラダだけじゃなくてココロにも
「大丈夫だよ～」って語りかける感じです
チョー体が弱ってしまうと
気温や気圧の変化にも影響を受けて
地球や宇宙とシンクロしているのが
感じられるような気がします
今は指揉みと全身での揺らしだけをやっています
以前いただいたハーモニックテクニックＤＶＤに
影響を受けています
送って下さってありがとう（＾＾）
こんばんは、月光さん。
>カラダだけじゃなくてココロにも
>「大丈夫だよ～」って語りかける感じです
うん。
そんな感じに似てる。
>チョー体が弱ってしまうと
>気温や気圧の変化にも影響を受けて
>地球や宇宙とシンクロしているのが
>感じられるような気がします
なるほどぉ。
でも、弱いのって素敵ですよね。
無防備で、繊細で。
逆に、強くて自信がある時。
なんだか、強さと自信というヨロイを身に付けている感じがします。
>今は指揉みと全身での揺らしだけをやっています
おおーーーーーーっ！！！！
それは素晴らしい。
指揉みと揺らしの密度を高めたら、それだけで充分以上のセッションになります。
この間、患者さんに、指揉み終了後。
「この後の按摩はいらないみたい」と言われました。＾＾；
また、昔。
「指揉みだけでよかったわね」と言われ。
ぼくも、まったくその通りに感じていたので、「でしたね(^^;」と答えたpuruがいます。
按摩さんとして、指揉みでセッションのプロセスが完了したと感じても、どうしても按摩しなければと終われないという、気弱な自分が情けなかったです。
当時は。
でも今は。
按摩による現実的定着作業の必要性が見えるので、そんなことはないのですが。
と、なんだか違う話になってますね。(^^ゞ
おやすみ～。