鍼灸マッサージ師、手技療法家のための人体3Dソフト-dialy8

横向きでの背腰部マッサージ:3D解剖図

 

横向きで背腰部を按摩している時、皮膚や筋肉などのコリの感触を確かめていますが、同時に、触れている部分の背骨の可動性、動きも診ています。

ゆるんでいる部分の背骨は、お腹側が伸びるようにたわみます。

硬くなっている部分は、まるで一本の棒のようにたわみません。

 

背中を按摩するだけで、背中が硬くなっているのか、またはお腹側が緊張して縮み、可動性がなくなっているのか、ある程度確認出来ます。

背腰部をひととおり按摩したら、相手の脇の下に手を差し入れ、もう一方の手を背腰部に当て。

脇の下に差し入れたを引きながら、背腰部に当てた手を押します。

こうして、背腰部に手を当てた部の柔軟度とともに、反対側の腹部の硬軟(伸び)を確認します。

特に、脇の下に手を差し入れ、はじめに軽く引いただけで、胸部の硬軟(伸び)はハッキリと確認できます。

 

この後、背腰部に当てていた手を、母指に変えてピンポイントで確認していくのですが、とってもお気に入りの手技のひとつです。

 

 

あまりよく撮れていませんが、実際はこんな感じなのです。

 

 

せっかくスケルトンアバターを手に入れたので、この手技の時の骨の状態を確認したくて、ポーズを作成。

(セカンドライフでアバターにポーズや動きをつけるソフトに関しては「人体3Dソフトとしてのセカンドライフ」)に書いてます)

 

それがこれ。↓

 

 

普段はイメージすることもない、ベッドの下から見たスケルトン画像を含めて、いろいろな角度から撮影しておいたのですが・・・。

上の画像を見ていたら、俄然、この時の内臓も入れてみたくなりました。

 

そこで、「MedLips」で同じような視点の内臓をふたつ撮影。

骨盤、腰椎付近は、直角に近い角度で横になっていますが、胸部になるとかなり仰向けに近い状態になります。

そのふたつの画像を切り貼りし、繋ぎ部分を適当に修正。

 

出来た画像が下。↓

 

 

面白い。^^

 

便宜的に左肺臓はカット。

右から目につくのが、ピンクっぽい丸い心臓、その下の茶色っぽい大きいやつが右肺臓。

大腸の右横が肝臓で、その下にある大きいのが胃。

ちょっと下の赤っぽい脾臓と左右にある腎臓。

 

これを先ほどのスケルトンに乗せ、さらに透明度を上げた背骨だけ画像を乗せたのが下図。

 

 

楽しい。^^