歓びの可能性を開くキッカケとしての症状:按摩 投稿者:puru 投稿日:2010/11/12(Fri) 12:49 No.481
お馴染みの患者さん、今回は1ヶ月ほどぶりに来室。
数ヶ月前からの坐骨神経痛が相変わらず続いているといいます。 寝ていても、痛みで目が覚めてしまうくらいの鈍痛様の痛み。 いつもであれば、たいてい一度の治療で良くなる不具合が治らないので、腑に落ちないという様子。
難しいですね、体には体の都合があって、人の思惑を越えていたりしますから。
これまでの治療の時にも、「何故治らないのかまったくわからない」といった表情が続いていました。 時々小さな「あっ、そうか」という腑に落ちるポイントは何度かあって、一時的に症状が軽減するということはあったのですが。
ぼくから見た、今のその人の大きなテーマは、「楽しく、しあわせに生きている?」ということで。 まあ、それは、ほとんどすべての人に当てはまることだったりし。
体のその内側からは、いつでも興味や好奇心が浮上し、湧き出しています。 そして、その興味や好奇心を暖め、それを携えて生きていると、それだけで活き活きとします。 目を輝かせている幼子のような感じ。 体や心の内側から湧き出す興味や好奇心は、純粋で無垢なエネルギー。
逆に、頭で決めたり判断した「正しいこと」「〜すべき」「普通はこうする」に沿って生きていると、体は歓びを失い硬直していきます。 果ては、内側から湧き出す興味や好奇心を認識する回路自体が錆び付き。 「私のやりたいこと、楽しいこと」がわからなくなったりもします。
座骨神経痛の患者さんですが、もともとが気持ちよいくらい好き嫌いのハッキリとした人。 ですから、まさか自分自身が楽しくしあわせに生きていないとは到底思えません。 ぼくから見ても、とても無理をして頑張っているようには見えず。 とはいえ、自分で作った限界、固定観念の枠に閉じこもっているようには見えるのです。
内側からの興味や好奇心、楽しみたいというエネルギーの表面に触れたり、離れたりしていたこれまでの治療。 今回はこれまで以上に体は頑なになっていました。 肩から首はガチガチ。 そして、背中を按摩、胸郭の後ろ上部を揉んでいると。 前側、胸の上の方が硬直していて、背骨に動きがなくなっています。
背中〜腰の按摩を終えて、お腹と背中を伸ばすようにしてから再度背中を触れると。 背骨と胸が緩んでいて、胸郭自体の動きも柔らかくなっており。 患者さんの胸の中から「もう、すぐに歓びがわかるよ」という声が聞こえたように感じました。
確かな手応え。 たぶん、これで大丈夫。
按摩後、これまでも按摩は気持ちよいと思っていたけれど、今回はひと揉みひと揉みで体全体が気持ちよく、「こんな気持ちよさがあったのね」としみじみ言います。 そして、その気持ちよさと、楽しさや歓びは似ているのだと、ひとつ腑に落ちたとのこと。 それを言っている患者さんの顔は、子どものような無邪気さを取り戻していました。
そういえばその後、坐骨神経痛がどうなったのか聞いていません。 もしまだ痛みがあったとしたら、まだまだ歓びの可能性を開くキッカケが眠っているということなんですよね。
(ちなみに、痛みのひどい患者さんには、必ず西洋医学的医療を受診するよう勧めています。 その上での按摩であり、ぼくは按摩を治療だとは思っていないのです。 按摩は慰安です。)
Re: 歓びの可能性を開くキッカケとしての症状:按摩 - 玉兎 2010/11/17(Wed) 15:12 No.482 寒くなりましたね〜、もうモズが鳴いてます。 天気予報外れますね。私の体の方が正確です。 一昨日も体が度よ〜んと重くて、夕方までもつわけないと思ってたら、やっぱし昼頃には雨降り出したし。 今日も朝だけのはずの雨がまだ降ってるし・・・さっき眩暈したので止まないぞと思ったんです。 季節の変り目、毎度の眩暈。必ず治まるから薬の力を借りてやり過ごしてます。
最近、数年にわたってちょこっとやってたアルバイトがなくなってしまって・・・でも! きっと何か面白いこと始まると期待して、大掃除始めてます。 体力乏しいのでいっぺんに出来ないから毎年11月からやるんです。 綺麗になるのは気持ちいいです。 ワクワクしてるとからだも柔軟になるんですね。 これからは冷えでコチコチになりやすいから面白いこと探しながら暮らしてみます。 「赤毛のアン」みたいに。 「どんな時だって楽しみは見つけられるものよ」アンの名台詞。
「痛みがあるとしたら、まだまだ歓びの可能性を開くキッカケが眠ってる」 puruさんの言葉も使わせてもらいま〜す。 ありがとうございました。 今日も素敵な町の按摩さんへ。
Re: 歓びの可能性を開くキッカケとしての症状:按摩 - puru 2010/11/19(Fri) 10:05 No.484 こんにちは、玉兎さん。
>天気予報外れますね。私の体の方が正確です。 >一昨日も体が度よ〜んと重くて、夕方までもつわけないと思ってたら、やっぱし昼頃には雨降り出したし。
すごいね。 日々体調や体の感覚に耳を澄ませてるっていうのは、それだけでも偉いです。 たとえそれがあんまり好ましくない感覚だとしても。
>季節の変り目、毎度の眩暈。必ず治まるから薬の力を借りてやり過ごしてます。
うん。 感覚と寄り添って、それが許容範囲を越えていたら、うまく薬やお医者さんを活用しながら。
>「どんな時だって楽しみは見つけられるものよ」アンの名台詞。
名言だね。^^
人間って不思議なもので、どんなに最悪な精神状態でも、笑おうと思うと意外と笑えちゃえます。 で、笑うことで、状況は変わらずとも、心を覆っていた曇りが消えたりします。 インドで笑う瞑想をやっていた時に実感しました。
>「痛みがあるとしたら、まだまだ歓びの可能性を開くキッカケが眠ってる」 puruさんの言葉も使わせてもらいま〜す。
うはは。 こちらこそありがとう。^^
50歳を越えて、体力や筋力は明らかに衰え、体は日々老化してます。 その分、今まで使えてなかった所を目覚めさせたり、神経のネットワークを拡げたり。 若い時とは違う楽しみがありますです。^^
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