鍼灸マッサージ師、手技療法家のための人体3Dソフト4
人体3Dの秀逸サイト
以前人体3Dのソフトを探していた時に見つけた「Visible Body」というサイトですが、英語ということもあり登録することなく通過していましたが、今回首の深層筋を調べたくて登録してみました。
登録して実際に使用してみると、予想以上に詳しくわかりやすいです。
以前ぼくが使用していた人体解剖3Dソフト「Med:Lips」について書いたことがありますが、その数倍は役に立ちます。
「Med:Lips」自体はどうやら開発も終わったらしい随分古いソフトですし、もともと整形外科的筋肉系が弱いので比較するのもなんですが。
ともあれ、とにかく秀逸な人体解剖3Dサイトです。
You Tubeに紹介動画がいくつかアップされているので、参考までに。
ユーザー登録をしてプラグインをインストールするだけで、フリー(無料)で使用出来るのが有り難いです。
せっかくなので、登録の仕方からメモしておくことに。
・Visible Body 登録ページ
http://www.visiblebody.com/user/register
記入する項目はそれほど難しくなく、それほど厳密にしっかりとチェックしなくてもよいと思いますが、上図事項を記入&チェックしたら「Terms of Use(利用条件)」をよく読んだ上で(^^;、ページ最下部の「I agree to the Visible Body terms of use.*」の左にチェックを入れて「Sign Me Up!」ボタンを押せば登録完了。
登録後しばらくすると、登録したメールアドレスにメールが届くので、その中に記入している長いアドレスをクリックしてサインインしましょう。
「Unity Web Player」というプラグインをインストールする必要があるので、下記ページからダウンロードします。
・Unity Web Player
http://unity3d.com/unity-web-player-2.x.html
これで「Launch Visible Body」ボタンを押せば開始出来ます。
名称がすべて英語なので最初はとまどいますが、テキトーに遊んでいれば使い方は覚えられると思います。
画面左側に人体各部がツリー状に並んでいます。
名称右横の緑色の「Add」ボタンを押すと、その部が骨格に乗ります。
「Integumentary System(外皮系)」と「Muscular System(筋肉組織)」を「Add」しちゃうと身体外側を包んでしまって中身が見えなくなるので、それ以外の「Add」ボタンを押して何が加わるか遊んでみると楽しいです。
で、後で「Muscular System(筋肉組織)」と「Integumentary System(外皮系)」を「Add」すると楽しいですが、いきなりテキトーに全部「Add」しちゃうのもよいです。
全部乗せてから「Integumentary System(外皮系)」をクリックして選択し、丸いコントローラー下にある「Hide」ボタンをクリックすると「Integumentary System(外皮系)」が消え、その下にある「Muscular System(筋肉組織)」が現れます。
あとはこの要領で、「Muscular System(筋肉組織)」のツリーを開き、表層筋を探して「Hide」ボタンを押して消していけば深層筋の位置を確認出来たりします。
人体の回転は人体上でクリック&ドラッグすることで自由に回転出来、好きな角度から眺められます。
今回見たかったのは斜各筋群なのですが、外皮や血管系、頭部の表層筋、胸鎖乳突筋などを外したのが下図。
斜角筋三角から出ている神経も見事に見えます。(^^)