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術者の位置と手

「胸腹の訓」の手技は、受け手は基本的には仰向けが良いと思われますが、座位でも可能です。

手技

導引口訣鈔では「撫でる」「さする」が多用されており、「〜より手を當て〜を越し〜に至る」等の表現がみられるので、文章からは実際の手技は基本的に一方向への「撫でる」「さする」だと思われます。
ですが、口訣鈔では手技での補瀉(摩=補、按=瀉)は重視しますが、経絡の流注方向やそれによる補瀉の記述も見当たらず、経絡は専ら身体部位名を表すとものとして使用されており、ひょっとしたら往復的に「撫でる」「さする」手技を用いるのも許されるかも知れません。
(実は、個人的には往復的「撫でる」「さする」手技で実験中)

胸腹の訓え 図解1

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