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CENTER:[[按摩さんの日記・過去ログ]]

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#contents
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***01年10月5日 [#m07b963d]
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ここ数日「ぐ〜たらモード」。~
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仕事以外は何もやる気がしない。~
寝室にふとんも敷きっぱなし。~
ひとつ仕事が終わると、ふとんにもぐり込む。~
そして時間が来ると着替えて一階に……。~
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もともとがぐ〜たらなのだが、たまに数日、それが集中して発症( ^ ^ ;することがある。~
(2〜3年続いたこともあったな、そいえば)~
こんな時、自宅開業の按摩さんは、表面的にはな〜んの変化もない。~
一階の治療室にいる間は、いつもと変わらないし。~
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「仕事だから」というのもあるのだろうけれど、たぶん「人と会うこと」と「按摩」が、ぼくにとっての一番の娯楽だからかも。~
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こ〜ゆ〜時は、食事を作るのも面倒臭い。~
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ある日の朝食。~
前の日のあまったコロッケとカレーヌードル。~
「朝からカップラーメンかぁ?」とも思ったけれど、なんだかワクワクもする。~
食べると妙に旨かったりして。~
ジャンクフード万歳っ!~
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さて、またふとんにもぐり込むか……。~
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***01年10月7日 [#j525ae83]
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昨日久しぶりにインド仲間のP君が遊びに来た。~
楽しくて楽しくて、ついつい飲み過ぎ。~
今朝はちょい二日酔い気味だった。 ( ^ ^ ;~
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P君は、ぷらばさんと共に89年〜90年のインド・プーナで一緒だった仲間。~
ぼくは二度目のインドだったけれど、三人ともインド長期滞在は初体験だった。~
そして「インド」といえば、三人ともに、この時のインドを思い出す。~
インド原体験ともいえる空気を共有した仲間。~
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まだお師匠さんのOSHOが生きていた頃のプーナ。 ~
そして、そのOSHOが亡くなった90年1月。~
他のふたりは、現地のプーナで、その場で直面していた。 ~
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そして、ぼくはその日、帰国する飛行機の中。~
突然滞在予定を変更し、彼女を残して帰国したのだ。 ~
いつもの単なる気まぐれ。~
おかげで、ギリギリのところでお師匠さんの死に目に会えなかった。~
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あの頃は、まるで天上界にでもいるような気分だった。~
一日が一ヶ月のようにも感じられ、濃密な体験の中にいた。 ~
まわりの風景も、インド人も、仲間も、一体だったような……。~
そして常にOSHOの存在感があった。 ~
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CENTER:&ref(http://homepage3.nifty.com/anma/anmanikki/memomemo/90pune1.jpg);

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当時住んでいたアパートの一室。~
なんか雑然としている。( ^ ^ ;~
でも、ま、当時はこんな雰囲気だったな。~
左から、なしま、パルちゃん、ぼく、ぷらばさん。~
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ところで「インド日記」の改装が手つかずなままだ。( ^ ^ ;~
そろそろ手を付けようかとも思うのだが、更新することを考えると……。~
少しずつやり始めるか。~
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***01年10月9日 [#k14f97c2]
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インド日記改め「チャイ屋で一服」のページを作る。~
目次を作っていたら、それだけで満足してしまった。( ^ ^ ;~
うはは。~
しょうがないなあ。~
ホントに作り続けるんだろうか。~
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今のところ、前に作ったものを作り替え中。~
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で、新しく画像のページも計画中。~
さて、計画倒れで終わりはしないか?~
我ながら楽しみだゾ。~
うひひ。~
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最近よくイスラム圏の音楽を聞いている。~
ヌスラット・ファテ・アリ・カーンのライブ録音版。~
シリアの『アレッポの朗唱者』という、アザーンなどの朗唱を収めたもの。~
『魅惑のペルシアン・ヴォイス』。~
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音楽はどれも、大人っぽくて男っぽいし魅惑的。 ~
渋いっス。~
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***01年10月10日 [#ka0b8a32]
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雨。~
仕事の合間、今日もスーフィー音楽を聞いている。~
焚いているのはインドのローズ主体のお香。~
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スーフィーというのは、イスラム教の中で主流を占めるコーラン原典主義とは違い、ひたすら神との一体化を目指す、仏教でいえば顕教に対する密教のようなものらしい。~
厳格な経典主義から見れば、スーフィズムは異端中の異端。~
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11世紀の偉大なスーフィー、アブー・サイード。~
メッカ巡礼(イスラム教徒に課せられた最高の義務)をしない理由を尋ねられた答え。~
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「一軒の石の家を訪問するために、わざわざこの足で何千里の土地を踏んで歩いていく、そんなことをして一体どうなるというのだ。本当の神人はじっと自分の家に座っているだけでいい。そうすると天井のカアバ神殿が向こうからやって、一昼夜のうちに何遍も彼にお参りしてくれるのだ。」~
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過去、多くのスーフィーたちが迫害、殺戮された。~
922年、バグダッドの刑場で処刑されたスーフィー、ハッラージは~
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   「我こそは神」~
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という、コーラン至上主義者からみれば恐るべき宣言をした。~
また9世紀、最大のスーフィーのひとりバーヤジード・バスターミーの言葉。~
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「蛇がその皮を脱ぎ捨てるように、私は自分の”自分”という皮を脱ぎ捨てた。そして私は、私自身のなかをのぞき込んで見た。どうだろう、私は”彼”だったのだ。」~
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これらのスーフィーの言葉は、~
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   『イスラム文化 その根底にあるもの』井筒俊彦著 岩波文庫~
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からの引用。~
イスラム教の歴史的背景から丁寧に説明してあり、最初は読み進むのに少し苦労したけれど、最終章の「内面への道」と題したスーフィーの説明に差し掛かるあたりからぐんぐん惹きつけられてしまった。~
読み物としてもお勧めの一冊。~
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ところで今聞いているCDは~
『極秘イスラムの熱祷 トルコ アレウィー神秘教団の秘儀』~
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お祈りの歌で、渋い。~
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で、関係ないんだけど、その発音のところどころが津軽弁のように聞こえる。~
なんか訛ってるんだよね。( ^ ^ ;~
親近感を覚えるわ。~
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***01年10月11日 [#e1b8861c]
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昨日の日本テレビ、所さんの「笑ってコラえて」スペシャル。~
世界ダーツの旅は、オマーン王国の砂漠にある町だった。~
ムスリムの町。~
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砂漠で会ったおじさんが、いきなり剣を片手に踊り出す。~
一緒に見ていたぷらばさんが「これ、ネブタ踊りだ!」と叫ぶ。~
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……確かに、そうだ。( ^ ^ ;~
ネブタの跳ね方と一緒。~
片足で二回づつ跳ねてやがる。~
上半身のアクションもあまりないところも一緒だ。~
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オマーンと津軽はどこかで繋がってるのか。~
……って、んな訳ないか。( ^ ^ ;うはは~
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ところで、砂漠の町でテレビクルーと出会って大はしゃぎなムスリムのおじさんたち……。~
その素振り、話し方、ノリ。~
インドはプーナ、ぼくと大の仲良し爺ちゃん、マッサージ・ババにソックリ。( @ o @ )~
自分のペースでご満悦なところや、それを人に強要するところ……。( ^ ^ ;~
マッサージ・ババもムスリムだし。~
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「ぎゃーっ! マッサージ・ババがいっぱいいるーっ!」~
と、ぷらばさんとふたりで思わず叫んでしまった。~
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マッサージ・ババは、ごくたまに、感情がたかぶると。~
ぼくたちはモチロン、周りのインド人も、何人も手が付けられなくなるのである。( ^ ^ ;;~
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***01年10月12日 [#g0c51d6b]
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やったあっ!!( ^O^ )~
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暇つぶしに荻窪のレンタルビデオ屋さんを覗いたならば……。~
そこはインド映画の宝庫だった。( ^ ^ )~
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(と言っても「他と比べて」ってことなんだけどね。( ^ ^ ;)~
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所沢や秋津で探してもなかったビデオを三本も発見!~
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『地獄曼陀羅 アシュラ』~
『ボンベイ』 ~
『サラーム ボンベイ!』~
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『地獄曼陀羅 アシュラ』とわ。~
「めもメモ2」の9/4のところにも書いた、あの「アンジャーム」の劇場公開時の題名。~
「ダサい名前つけるなあ( ^ ^ ;」とボヤいたものだったが、もう題名なんかどうでもいい。~
うはは。~
これで、またマドゥーリさまの美しいお姿と、、、、。~
あのっ!~
あの、ドルガーに捧げる、勇ましく美しい音楽が聞ける!~
のである。~
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うはは。~
うはははは。~
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今日は忙しいしぃ。~
明日、ゆっくりと鑑賞するぞぅお。( ^ ^ ) ~
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ちなみに『ボンベイ』は、マニラトナム監督&音楽はインドの小室哲哉といわれる( ^ ^ ;ラフマーンの作品。~
シリアスなストーリーなのだけれど、映像と音楽が素晴らしい!~
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『サラーム ボンベイ!』は有名な映画らしいのだが、未見。~
楽しみ、楽しみ。( ^ ^ ) ( ^ ^ )~
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ビデオ屋さんには、他にもマニラトナム監督の『アンジャリ』や、ハリウッド初のインド映画『ジーンズ 世界は二人のために』もあったのだが。~
ふたつとも嫌いだったのでパスした。( ^ ^ ;~
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