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按摩マッサージ掲示板


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新「操体法・実技入門」
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スロージョギング・その3 投稿者:puru 投稿日:2009/06/23(Tue) 11:34 No.134   

福岡大学、田中宏暁教授が提唱するスロージョギングですが、そのスロージョギングにはふたつの背景があるようです。

■ニコニコペース運動
これは福岡大学が提唱する運動。

 息がさほど弾まず、心臓の動悸(どうき)も激しくならずに数時間楽に
 続けられる比較的軽い全身運動。
 笑顔を浮かべ、おしゃべりしながらでもできることから名付けられた。
 体力を表す最大酸素摂取量の50−60%ほどのエネルギーを消費する
 程度とされ、具体的にどのぐらい運動するかは人それぞれ。
 福岡大学の運動生理学研究室が約30年前に提唱した。
 音楽に合わせて高さ15センチほどの踏み台を昇り降りするステップ運
 動が代表的で、全国の高齢者施設や健康づくりサークルなどで実践され
 ている。

・メタボ改善もニコニコペース 福大グループ 脂肪燃焼効果を実証 医療・健康 西日本新聞
http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/news/kyushu/post_30.shtml

 お年寄りが足腰を鍛える「介護予防」のイメージが強かったニコニコペ
 ース運動だが、脂肪が気になる働き盛りも挑戦する価値がありそうだ。

上記にあるように、当初はお年寄りの介護予防としてはじまったらしいニコニコペース運動ですが、その研究過程で年令を問わずメタボリック症候群等の改善にも効果があるとわかったようです。

福大スポーツ科学部運動生理学研究室が、ニコニコペース運動の効果を実証するため市民ボランティアを募集して行った第一期(2007年度)の研究。
(第2期2008年度研究は現在進行中:2009年2月現在)

1.食事管理
 (食事の内容を炭水化物60%、脂質25%、タンパク質15%にするなどの食事管理をする群)
2.ニコニコペース運動
 (週に3回ニコニコペース運動をする群)
3.食事管理+ニコニコペース運動
 (食事管理と運動を併用する群)

上記3つのグループをそれぞれの内容で3ヶ月間実施。

 その結果、ニコニコペース運動だけをした(2)のグループは、(1)
 (3)と同様に内臓脂肪など全身の脂肪を減らすことができた一方で、
 脂肪以外の体重や筋肉は、3群の中で唯一、維持することができた。

 ダイエットなど食事制限は容易に体脂肪を減らすことはできても、大切な
 筋力まで奪ってしまうのです。
 筋力は体力そのものですから、結果的にエネルギーの消費量が減り、再び
 体重が増加するリバウンドと呼ばれる現象を引き起こしてしまうことがあ
 ります

食事管理では全身の脂肪を減らすことが出来るが、それとともに筋力や体力が減少すると、エネルギー消費量が減少しリバウンドを招きやすいとのこと。
ニコニコペース運動では食事管理をすることなく、かつ筋力体力も落とさずリバウンドの危険もなく脂肪減少が出来る、ということのようです。

また、メタボリック症候群などでは脂肪が重要な要素になりますが、通常注目される内臓脂肪だけでなく全身を動かす筋肉「骨格筋」細胞内の脂肪も重要だとのこと。
第一期研究により、骨格筋細胞内脂肪が多い人ほど血糖値を下げるインスリンの働きが弱い傾向にあることが分かったそうです。
インスリンの働きが悪ければ糖尿病だけでなく、合併症として心筋梗塞(こうそく)や高血圧などの危険も高まるとのこと。

 生活習慣病は内臓脂肪の過剰が引き起こすというのが通説ですが、骨格筋
 の脂肪も原因として作用し、発症予防には運動が効果があるのです


ニコニコペース運動のWebサイトもあり、図が豊富でわかりやすい解説がありますから、スロージョギングを行う際は是非参考にしたらよいと思います。
基本的な注意事項や禁忌症状、心拍数チェック、腰や膝が痛い人の代替運動、医学的効果、靴の選び方など掲載しています。

・ニコニコペースの運動 〜高齢者にも安心してできる運動 〜
 http://www.fsw.or.jp/choju/health/nikoniko/index.htm

スロージョギング 投稿者:puru 投稿日:2009/06/21(Sun) 17:30 No.131   

NHK「ためしてガッテン」で、先日「脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」というのをやっていました。

ゆっくりとしたジョギングを続けることで、血糖値低下、中性脂肪低下、コレストロール低下、ダイエット、血糖値低下、血圧低下等の効果があるとか。
また、脳内の前帯状皮質(判断力、決断力)と46野(ワーキングメモリ、物忘れに関する)の体積増加、発達まで促されちゃうとかです。


普通のジョギング等では瞬発的運動を司る赤い筋肉・速筋を使用している訳ですが、時速5.0km以上のスピードで走ると疲労物質の乳酸値が急激に増加するというデータが出ていました。
それ以前のスピードでは、ゆっくりとした動きを司る白い筋肉・遅筋が使用され、乳酸値は安静時と同じ2.0以下にとどまり、疲労しないのだとか。
というか、スロージョギングを継続することで、遅筋が発達し、更に筋肉内の毛細血管が増加するのが確認されているそうです。
これにより血糖や中性脂肪が効果的に消費されるようになるのだとか。

面白そうです、スロージョギング。
兎にも角にも、脱力しながら出来そうなのが魅力的。


実は、今までウォーキングやジョギングにはあまり興味がなく。
シャカシャカと素早くウォーキングしていると、深層筋とともに表層筋を多く使用する感じがし、周りの空気や風景を味わう余裕がなさそうで……。
ジョギングに至っては、そもそもぼくのアイデアの中にはない運動だったりし。(^^ゞ
風景を楽しみながら、ブラブラ散歩するのが一番よい方法だと思っていました。

でも、このスロージョギングには惹かれました。
という訳で、今日でスロージョギング三日目。
特に「お散歩」という形をとらなくてもよいですし、「買い物にスロージョギングしながらお出掛け」みたく、外出したら手軽に試せます。

初日。
軽くスロージョギングで走りはじめ。
ジョギングというよりも「だらだら小走り」みたいな感じ。
歩幅は徒歩の1/2くらい。
スピードは徒歩と同じか、それよりちょっと遅いくらい。

少し走ると、膝から下の下肢が重ダルくなります。
なので、そうなったら徒歩に戻し。
楽になったら、またダラダラ小走り。
それを3回くらい繰り返し、気がついたら4回目はず〜っとダラダラ小走りを続けていました。
かなり長くても走り続けられる感じでしたが、その時はスーパーまで回り道をしての買い物だったので、スーパー到着とともに終了。

その日、気のせいか気分が拡がっている感じがしてました。
というか、次の日にまたダラダラ小走りをするのがすごく楽しみ。

で、次の日。
太股の前側が筋肉痛。(^^;
三日目の今日も太股筋肉痛は残っていますが、ダラダラ小走りをするのが楽しみになっています。
散歩よりも上下の振動が大きいですから、感じ取れる身体各部の感覚も散歩とはまた違った感覚が味わえ。
当分続けてみたいと思ってます。

いつまであるかはわかりませんが、ネット上でこの番組の動画が見れるサイトがあります。

・Pandra.TV「ためしてガッテン:脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」
http://tvdouga.seesaa.net/article/121298033.html

上記ページで下にスクロールしていくとあります。

「脳の中の身体地図」 投稿者:puru 投稿日:2009/06/15(Mon) 09:22 No.126   

昨日、だるまさんが来てくれていろいろ話したのですが。
偶然にも最近同じ本を読んでいたことが判明。
って、ぼくはまだ半分も読んでいないのですが。(^^ゞ

それが「脳の中の身体地図」。

・脳の中の身体地図 サンドラ ブレイクスリー, マシュー ブレイクスリー 著
http://www.amazon.co.jp/gp/product/477269515X?ie=UTF8&tag=puruanma-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=477269515X
「脳ー心ー身体の境界を超える、最新にして最高に興味深い研究成果を、名サイエンス・ライターがスリリングに描き出す。」

まだ読んでいる途中ですが、前半を読んだだけでも、脳科学等の最新研究情報の応用度や可能性の高さには驚きます。
その昔、操体法やボディーワーク、セラピーに出会った時以来、久しぶりにわくわくしています。

まだ読書途中でなおかつじっくりと咀嚼したく、内容に関してはまだ書けませんが、一般の人はもちろん手技療法家には超お勧め本です。

近日中には感想が書けるかも。

意識、思考、リアルな体性感覚 投稿者:puru 投稿日:2009/06/11(Thu) 13:24 No.125   

ここのところ、クオリアや意識等に関心があり茂木健一郎さんのホームページを漁ったりしているのですが、そこで語られている内容に今ひとつピントが合わず四苦八苦しています。
自分の興味ある部分と重なるようで重ならないようで……。
それでもさすが学者さん、ホームページには論文や出版済み書籍の要約などが掲載されていて有り難い限りです。感謝

「クオリア」に関しては、「クオリア・マニフェスト」から各種文書、書籍(「脳とクオリア」)の要約等が読めます。

・クオリア・マニフェスト
http://www.qualia-manifesto.com/index.j.html


また、同一サーバの「心脳問題 Request For Comments Archive」には、クオリアや心脳問題に関する複数名による論文20本が掲載されていて、こちらも参考になります。

・心脳問題 Request For Comments Archive
http://www.qualia-manifesto.com/rfc/rfc-list.html

真っ先に読んだのはソニーコンピュータサイエンス研究所、羽尻公一郎氏の「RFC-5 人工無脳が禅を語る日(http://www.qualia-manifesto.com/rfc/rfc5.html)」。
なんだか、パソコン通信時代を懐かしく思い出していました。

「RFC-14 クオリアの定義(http://www.qualia-manifesto.com/rfc/rfc14.html)」は、5名によるクオリアの定義が簡素な文章で並べられていて読みやすいです。
まだ全部に目を通していないので、今後少しずつ読んでみるつもり。


ここまでいろいろとクオリアに関するものを読んできたのですが、クオリアという言葉は定義も用いられ方も定かではなく、按摩師的ボディーワーカー的にはまったく役に立たない単語だということがわかってきました。
「感触」というニュアンスに可能性を感じたのですが……。orz


そこで、ぼく自身、どんな現象を「クオリア」という言葉を使うことでハッキリさせられるのではないかと期待したのか(結局、クオリアは使えないとわかりましたが)、それを考えてみました。
あまり突き詰めて考えたことがなかったので、まずは単純なことから。

========================================

例えば歩いている時。


・お散歩画像
http://anma.air-nifty.com/photos/uncategorized/2009/06/11/0906101.jpg


これが、出勤時だとして。


・思考世界ドップリ画像
http://anma.air-nifty.com/photos/uncategorized/2009/06/11/0906102_2.jpg


頭の中では「今日は、アレとコレを片付けなくっちゃ」と考えはじめ、「あ。そういえば、昨日見たお笑い番組の……」などと思考世界ドップリな時。
歩きながら感じているリアルな瞬間、瞬間の体性感覚、臨場感には無意識になっています。
リアルタイムでの時間感覚からも遊離していますから、時空を越えたバーチャルな思考世界の住人です。
もちろんバーチャルな思考世界でもクオリアは生じており、ものの感触や感覚、感情も「体験」しているということになります。

こんな時、前野氏の受動意識仮説は俄然説得力を持ちます。
トップダウン的な意識は存在せず、「想起」・「知」・「情」・「意」を司る無意識での自動分散的再帰的処理が進む中、特徴的なシナプス発火がボトムアップ的に拾い上げられ、思考という形で認識されているプロセス。
日常生活のほとんどはこのバーチャルな思考世界に没入しており、対人コミュニケーションもこのプロセスの延長線上で「反応」している訳ですから、前野氏が「意識を持つと錯覚している自由意志を持たない自動機械」と語るのも、感覚的にわかる気がします。


・体性感覚中心お散歩画像
http://anma.air-nifty.com/photos/uncategorized/2009/06/11/0906103.jpg


では、瞬間瞬間の体性感覚をリアルタイムで臨場感を持って味わいながら歩いている時はどうでしょうか。
体を包む風景や空気を全身で味わいつつ、頬をよぎる風、全身を包む衣服が肌をこする感覚、一歩一歩ごとに伝わる振動や足の裏の感触……。
このような体性感覚を味わっている時、先のバーチャルな思考プロセスは働いていない気がするのです。
もちろん、無意識化では膨大な記憶や自動分散的再帰的処理が行われているはずですが。
自己と世界が交流しているリアルな体性感覚をともなった、またはそれらを意識する「意識」が存在するように思います。

この思考中心状態と体性感覚中心状態では、身体の在り方がものすごく異なると感じているのですが、書きたかったことを見失いました。(^^ゞ
ていうか、画像加工が楽しくって。うはは

操体掲示板、閉鎖 投稿者:puru 投稿日:2009/06/05(Fri) 18:12 No.123   

「操体掲示板(http://otd7.jbbs.livedoor.jp/710060/bbs_plain)」が一週間後閉鎖することに決まったようです。
ここ数年は書き込みも激減しほぼ休止状態だったように思いますから、当初の役割は既に終えていたのかも知れませんね。

思えば2001年、ネット上を見回しても操体法に関する掲示板が見当たらず、立ち上げメンバーのひとりとして運営に関わったのでした。
それがもう8年も経つのですね。
今ではホームページやブログは誰でも気軽にはじめられますから、皆さん各々の場で活躍しているのだと思います。

お疲れ様でした。>掲示板&管理者の皆さま

スパム投稿とのイタチごっこ 投稿者:puru 投稿日:2009/06/04(Thu) 10:49 No.121   

97年頃にはじめてホームページを開設して以来、フリーレンタル掲示板やSwiki、Pukiwikiの簡易掲示板機能など、いろいろな掲示板を使って来ましたが。
先々月、はじめて自前の掲示板を設置しました。

数年前から借りているレンタルサーバに設置したCGI掲示板なのですが、けっこうコンスタントにスパム投稿が入ります。
感触としては、ツールを使っての大量投稿というよりも、なんとなく手作業でサパムってる感じ。
かなりしょうもない文章が多いです。(^^;

フリー配布されているYY-BOARDという掲示板を使用しており。
その設定ファイルに禁止ワードを登録してスパム予防をしていますが、禁止ワード登録前と比べるとさすがに徐々に減って来ています。
とはいえ、まだまだ禁止ワードをすり抜けての投稿がある訳で。
けっこうイタチごっこ。

その禁止ワード一覧を見せたい気もするのですが、あまりにしょうも無い単語たちなので、わざわざ見せるのも恥ずかしいです。(^^;
例えば。
この単語ひとつとってもいろいろなバリエーションがある訳であり。
「チ○○」とか「○ン○」とか……。
これに半角スペースを入れたりとか、敵もさるもの、ほんとにあの手この手を駆使して来ます。

最近では。
如何にそれらしょうもない単語たちのバリエーションをあらかじめ予測し、事前に禁止ワード登録して対策出来るか、というゲーム感覚になって来ていたりし。
「おぉ、その手があったか!」と、意外なバリエーションに悔しがり。
「今度こそは!」と張り切って予測したりする今日この頃です。

ちなみに、ごく普通の当たり前な宣伝スパム投稿はツマラナイです。
しょうもない単語たちの羅列の方が、呆れつつ楽しいです。(けど、スパムはやめてね)

受動意識仮説を読んで 投稿者:puru 投稿日:2009/06/02(Tue) 16:44 No.119   

人の感覚や認知、意識に関心があったので、「人とロボットの秘密」に掲載されている前野氏の「受動意識仮説」や「クオリア」という言葉に引っ掛かり。
ここ数日、前野氏の論文を読んでいました。

・ITmedia Search 人とロボットの秘密
http://search.itmedia.co.jp/?whence=0&max=10&result=normal&sort=date%3Alate&idxname=news&query=%90l%82%C6%83%8D%83%7B%83b%83g%82%CC%94%E9%96%A7

前野氏「受動意識仮説」の記事は上記検索からでも飛べますが、以下が最初の記事になります。
・第4章-1 「意識は機械で再現できる」 前野教授の「受動意識仮説」 (1/3)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0905/27/news022.html

上記「人とロボットの秘密」では、受動意識仮説のアウトラインが描かれているので、最初の入り口としてはわかりやすいと思います。
もう少し突っ込んで理解したいと思えば、前野隆司氏の著書

・脳はなぜ「心」を作ったのか―「私」の謎を解く受動意識仮説
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480842659?ie=UTF8&tag=puruanma-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4480842659

・脳の中の「私」はなぜ見つからないのか? ~ロボティクス研究者が見た脳と心の思想史
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4774131660?ie=UTF8&tag=puruanma-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4774131660

にあたればよいと思うのですが、ネット上には前野隆司氏の論文が公開されているので、まずはそちらから読んでみるのが早道かも知れません。

■ヒトとロボットの心の研究
http://www.maeno.mech.keio.ac.jp/Maeno/consciousness/

上記ページから以下の論文(pdfファイル)に飛べます。

・ロボットの心の作り方―受動意識仮説に基づく基本概念の提案
http://www.maeno.mech.keio.ac.jp/Maeno/consciousness/rsj2005kokoro.pdf

・意識の起源と進化―意識はエピソード記憶のために生じたのか
http://www.maeno.mech.keio.ac.jp/Maeno/200602gendaishisou.pdf

・自由意志は存在しないか
http://www.maeno.mech.keio.ac.jp/Maeno/200610gendaishisou.pdf

以上のものを読んでみた感想ですが、ある程度実現性があるであろう(?)具体的システムモデルを提示しているという点では興味深いと思いました。

・「想起」・「知」・「情」・「意」は「無意識」に従属する機能であると考え、多様な処理を自律分散的かつ再帰的(自己参照的)に行うシステムであり、これら「無意識」へのトップダウン指令は存在しない。
・「意識」とは無意識システムの膨大な自律分散的処理の一部を、あたかも自分が行っているようにことであるかのように錯覚しながら、単純化し追体験している受動的なシステムに過ぎない。

また、クオリアに関しては以下のように述べています。

 触感覚と自己意識のメタファを導入しよう.
 指先で物体に触れたときに,質感は大脳内の感覚野や連合野で知覚され,指先では単に分散配置された触覚受容器が発火しているに過ぎないにもかかわらず,「意識」下では「つるつる」「ざらざら」をあたかも指先で知覚しているように実感する.
 これは,大脳内に,『感覚野で知覚した触感のクオリアは,指先で感じるものとする』という定義が書かれているために指先に触感があるかのように錯覚している結果と推測できる.
 指先で生き生きと触感を感じているのに,そこには受容器しか存在しないことを信じられない人もいるかもしれないが,指先に感覚野は宿りようがないため,むしろそう考える以外に解はありえないといえる.
 一方,生き生きした自己意識の知覚メカニズムも触感の例と同じ構造であり,大脳内に,『大脳内の「無意識」システムで表象した自己意識のクオリアは,「意識」システムで感じるものとする』という定義が書かれているために,意識下に自己意識の質感があるかのように錯覚しているに過ぎないと考えることができる」


以上のように前野氏は、自己意識やクオリアも「意識」システムに定義されただけの錯覚、幻想だと言っています。
ちなみに、その「意識」システムへの定義ですが、それに関しては『どのように定義されたなら一人称的なクオリアを感じる意識体験になるのか,というアルゴリズム上の疑問は残されている』と述べていますから、自己意識やクオリアを獲得したロボット実現の可能性は現時点ではかなり薄いのかな、と思いました。

前野氏の「人は意識を持つと錯覚している自由意志を持たない自動機械だ」という主張はロボット研究上の仮想モデルとしては新しいのかも知れませんが、東西の宗教や神秘思想でもよく見かかるそれほど目新しい主張ではないように思います。
特に前野氏が時々用いる「自動機械」という単語は、受動的な「人間機械」にショックを与えて自己想起を促した20世紀最大の神秘思想家G・I・グルジェフを連想させます。

あ。
口直しに。
グルジェフに多大な影響を受けたP・D・ウスペンスキーの著作
・人間に可能な進化の心理学
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4839700591?ie=UTF8&tag=puruanma-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4839700591
を読み返したくなりました。
どこかにしまってあるはずなのですが……。

3D指圧アニメーション 投稿者:puru 投稿日:2009/05/31(Sun) 17:23 No.116   

ふぅ〜。
セカンドライフで指圧のアニメーションを作るのは大変だ。(^^;

ぼくが使っているフリーのアニメーションソフト「Qavimator」には、ポーズとポーズの間を補完する機能があるのですが。
人の動きって、ソフトで補完するだけではうまく表現出来ないのです。

単純な動きや補完機能に適した動きの場合は便利なのですが、いろいろな関節が個別に独自な角度に連動している動きの場合は、ひとコマひとコマ各関節の角度を修正しなければならず、かなり根気の要る作業。
根気のないぼくには……。

ともあれ、ひとまず背中をひと押しするところまでのアニメーションまでは出来ました。
体の動き的にはかなり不満が残るのですが、取りあえずセカンドライフ内で「指圧する動き」を見てみたかったのです。

・3D指圧画像
http://anma.air-nifty.com/photos/uncategorized/2009/05/31/0905311.jpg


手の指の動きは、開いているか握っているかしか設定出来ないので、なんとなく手の平全体で押している手根圧迫っぽい感じではありますが、まあ、なんとか指圧してるっぽく見ることにしましょう。
本当は背中を上から5点くらい指圧したいところですが、目標は3点にしておきましょう。
上から3箇所指圧してその動きをループさせれば、指圧をし続けるアニメーションになります。
あとは、背中を上から下に撫でおろすような軽擦するアニメーションを別に作り、クリックするとアニメーションが切り替わるようにする、ていうのが当面の目標。

たぶん、途中で指圧の動きを修正したくなったりするだろうし……。
完成はいつのことになりやらです。

思考とクオリア 投稿者:puru 投稿日:2009/05/30(Sat) 17:50 No.111   

まだまだクオリアの定義がよくわかっていないのですが。
どうやら思考もクオリアに含まれる現象のような気がします。

思考もクオリアだとして。
現実の時間軸内で身体感覚を強く意識している時と。
例えばインターネットに浸っている時のように、意識が思考中心なっている時と。
脳科学的には同じ質のクオリアとして捉えているのでしょうか。

按摩師的には、仮想世界内クオリアと現実世界内クオリアの違いが気になります。

まだまだ勉強しなくては。

クオリアの深み 投稿者:puru 投稿日:2009/05/29(Fri) 11:42 No.109   

ブログに友だちのsanちゃん(sandesh)からコメントがあり、長くなりそうなので表でレス。
お久しぶり、sanちゃん。(^^)

>脳に関心もったきっかけは、最近物忘れがひどくなってきたこととか、知人がパーキンソン病になったこととかです。

そうだったんだ。
歳取ると、確かに物忘れひどくなるね。
って、最近はそれがあまりに当たり前で気にならなくなってきたけど。

>そうだよね、茂木さんが言ってるけど人間が感じているいるクオリアはほんの一部だってことに、妙に納得している所です。

そう、そう。
クオリアの広大さと質の深さに関しては、ぼくが認識しているのはそのほんの一部なんだと、ホント、そう思います。

治療中に触れているその手や体には、ものすごく広大なクオリアが拡がっているのだけれど、認識出来ているのはごく一部な訳で。
例えば。
肩の深部の凝りに触れている親指は、深部の凝りと同時に指の側面で皮膚や皮下組織の触感も同時に感じており。
皮膚や皮下組織の弾力は、ある振動として身体周囲に拡がっているのが感じられ。
凝っている筋肉に沈めた指を微妙に進めていくと、硬くなっている筋肉全体の質感や弾力だけではなくて、胸郭上部の質感や弾力も感じられ。
これら個々のクオリアとともに、それを総合して感じられるクオリアもあり……。

こうして文字にしているだけでも、認識しているクオリアの一部しか記述出来ていなかったりする訳で。
そこに生起しているクオリア全体のことを思うと、無限の可能性が拡がっているようで果てしなく魅惑的です。


ところで操体法の創始者である橋本先生は、身体が病気になっていくプロセスを以下のようなモデルで表しています。

1・A=歪み(こり、しこり)

2・B=感覚異常(苦痛、つっぱり感 etc)+(A)'

3・C=機能異常(肩が動かない、下痢 etc)+(A)"+(B)'

4・D=器質破壊(胃潰瘍 etc)+(A)'"+(B) "+(C)'

上記の1〜4へのプロセスは可逆的で、治癒のプロセスは4〜1を辿ることになるのですが。
おそらく操体法では、主に2や3の感覚異常、機能異常を「気持ちよく動く」というアプローチで正常化プロセスに向けるのだと思います。

操体法のアプローチの面白さは、例えば感覚異常に対して異常さにフォーカスを当てないことだと思われ。
そもそも異常な感覚(痛みなど)には、否が応でもフォーカスが当たってしまっているので、反対の気持ちよさや感じやすさにフォーカスを当てようという試み。
太極から観た陰陽で、陰だけではなくて陽にもフォーカスを当て全体性を回復する試み、といえるかも知れないです。

クオリアでいえば。
感じやすさや心地の良い快的クオリアの幅と質を深めていくことは、個人の全体性の幅と質を深めていくことにもつながるのではないか、と思ってみたりし。
更に全体性という意味では、ポジティブな快的クオリアを深めることは、ネガティブな不快的クオリアへの理解にもつながるのではないか、とも思ったりもします。

ともあれ、治療師としての経験的理解では「感覚の回復→凝りの正常化」は事実だと思われるので、自分の体で鋭意実験中。
自分を按摩する訳にはいかないので、日常の様々な場面で感覚を意識化することで感覚回復を図ってます。

身体全体の皮膚感覚の回復、覚醒は、身体全体の軽さ、風通しの良さにつながるのは体験済みで。
上半身、特に首や肩、足の筋肉感覚の回復で凝りが減少するのも体験済み。
今は、上記のものに加えて背中と腰の深部の凝りにチャレンジ中。

>色、音、香り、は当然として五感では感じることのできない、でもすごいリアルに感じる形而上のクオリアもあるよね。

うん、うん。
例えば、感謝とか愛とか呼ぶような。
リアルな、拡がり感をともなうような、ある感触。

>アートしている人って、すごく敏感なのは「クオリア」をとても大切に扱うので、すごく「わがまま」に見えるんだな。でもそんな人に限って、とても何かが「輝いて」見えるのはぼくだけかしら。

同感です。
そしてクオリアを大切にしている人が好き。(^^)

ところで、クオリアという言葉を知ったのは昨日だったのですが、哲学や心理学、ロボットや物理学とかでは、微妙にその意味や定義が違ったりするみたいですね。
もちょっと勉強してみます。

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