鍼灸マッサージ師・手技療法家のための人体3Dソフト

医療用人体3Dソフト「Med:Lips」


2005年、マッサージのテキストを作る為に医療用の人体3Dソフトを導入。
やはり解剖図は、とりわけ3Dでお好みの角度から眺められる解剖図は魅惑的です。

ところで、超便利&有用ではあるのだけれど、ひとつ難点が。
足と腕の筋肉はあるものの、体幹部、頭部、頸部の筋肉解剖図は無いのです。
手技療法家にとって一番必要な部分が無いとわ、いかにも残念。

整形や理学療法士、整骨師、鍼灸・マッサージ師、その他の手技療法家の為にも。
是非とも主要部分の筋肉解剖3Dを製作して下さいませ。>Holon Systemsさん

・医療用3Dソフト 『Med:Lips』
http://www.holonsystems.co.jp/products.html

販売会社はこちら。↓
・【解剖学 解剖生理学 解剖アトラス】解剖学3Dソフト「Med:Lips V2]」
http://www.humanbody.jp/software/item/at0131.html?gclid=CPfroPa5-JICFQEGxwod4B9PGg

全身骨格はちゃんとあるので、これだけでも有り難いです。
全身骨格3Dをグリグリ回して、いろいろな角度から骨格を眺めるのは、これだけでもご満悦。


例えば、患者さんは横向きで、頭の方に位置して肩を揉む場合。

kata02.gif

大体こんな角度から眺めることになるのでしょうか。
鎖骨と肩甲骨に色を付けて加工してみたりし。
意外と第一肋骨が上にあることに気付いたりもし。
うれしいです。


同じく患者さん横向き、で、背中や腰を揉む場合。
背後から見た内臓の配置を眺めてみたり。
これは、骨格を横向きにしてキャプチャ。
内臓部分の3Dを、骨格と同様な角度&大きさに合わせてキャプチャ。

これら単独の画像と、透明度を変えて合成した画像を並べて眺めると。
これまた魅惑的です。

senaka02.gif

現在英語サイトで、これと似たシステムが無料で閲覧出来るらしいですが、著作権の関係上二次利用は無理らしいです。
登録して実際に使用したらそれに関するものもアップしようと思いますが、この「Med:Lips」は二次利用OK。
値段が少々お高いですが、参考素材としてWeb上やテキストとして利用出来るのは有り難いです。


モーションスタジオ


過去に操体法解説用画像を作っていた時に使用していたのが「モーションスタジオ」というシェアウェア。

0804284.gif

・モーションスタジオ(Windows95/98/Me / 画像&サウンド)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se105655.html

コンピューターアニメーションのCGキャラクターの動きを、ジョイスティックを使ってリアルタイムに振り付けます。
再生と記録を同時に行うので短時間でアニメーションを制作できます。
作成したモーションデータは、テキストファイルとBVHファイルで出力。
BVHファイルは、POSERで読み込むことができます。

シェアウェア4,725円(税込)
試用期間中は、モーションファイルの保存が出来ない。

基本的に、このソフト上でフィギュアにポーズをつけるだけならば無料で試用し続けることが出来ます。
動きのあるアニメーションファイルとして出力するには、シェアウェア料金を支払わなければいけませんが。
当時、フィギュアにポーズをつけ、それを「Print Screen」して画像加工していただけだったので、必ずしもシェアウェア登録の必要は無かったのですが、「モーションスタジオ」で作った解説画像をWebに公開する関係上シェアウェア料金は支払い済み。
なのですが、支払い後に送付されたパスワードはどうせアニメーションファイル出力はしないということで、どこかに紛失したまま。
今回久しぶりにソフトを立ち上げてみたら、出力ファイルが「QAvimator」同様 bvhファイルであることが判明。
ひょっとしたらセカンドライフで使えるかも知れません。
作者さんに連絡してパスワードを再発行してもらうことにします。

CGフィギュアは男性2タイプと、服を着た女性が2タイプが用意されていますが、ぼくは専ら上図の男性フィギュアを使用。
フィギュアにポーズをつけて、それをキーボードの「Print Screen」でキャプチャ(コピー)。
画像加工ソフトにペーストして好みに応じて加工します。

過去に作った、操体法の「つま先反らし」の解説画像。↓

soutai1.jpg     soutai2.gif

こちらはGIFアニメ。↓

soutai3ani.gif


人体3Dソフトとしてのセカンドライフ


二年ほど前に仮想世界ゲーム「セカンドライフ」をはじめて以来、ずーーっとマッサージやボディーワーク、手技療法家としてひとつの3DCGソフトとして活用出来そうだと思っていたのですが。
そして、ほんの少し活用してはいたのですが、最近また活用しはじめました。
以下は以前にブログに書いた投稿。

体の動きを解説する画像やGIFアニメーションは、そのままセカンドライフを使用して動画として表現可能です。
その際、説明したい体の動きや姿勢等は、限定されたキャラクターではなくて老若男女問わず様々な人物で動かすことが可。
なのかつ3Dなので、どのような視点からも眺めることが出来ます。
マッサージ師やボディーワーカー、手技療法家にとっては物凄く魅力的ですよね。(^^)

まずは、セカンドライフのアニメーション作成用フリーソフトからメモしておきましょう。
フリーで定番としえば「QAvimator」。
以下からダウンロード出来ます。

・Qavimator
http://qavimator.org/

好き勝手にいじっているうちに操作方法は慣れてしまいます。
直感的に使える優れもの。
それでも、一応説明が欲しい人は以下のページがわかりやすいかもです。

・アニメーション・ポーズの作り方|セカンドライフJAPAN
http://secondlife.chu.jp/anim01.html

フィギュアは男性(male)と女性(female)のどちらかが選べます。


0804281.jpg

ちょっとキモイ人たちですが (^^; 、ぼくは男性フィギュアで作ってます。
セカンドライフ上でアニメーションやポーズをさせなくても、この「Qavimator」で作ったポーズを「Print Screen」でキャプチャーし、画像加工ソフトにコピー&加工するだけでも、マッサージ師やボディーワーカー、手技療法の解説素材として使えると思います。

現在書きかけの「マッサージ雑感」で、「病気の内に交わりて居る」を実感するための解説用画像を作成中なのですが、その自己指圧的なことをやっている「QAvimator」上でのポーズが下の画像。
男性で作っていましたが、今回は女性フィギュアで読み込んでみました。


0804282.gif

このデータをセカンドライフにアップロードし、puruさんアバターで実行してみた図が下。
今回の撮影用に和室を作って撮ったもの。
こういった環境から作れるところがセカンドライフの魅力です。(^^)


セカンドライフ自体の日本窓口は以下から。
今は日本窓口もあり、セカンドライフビューワーもデフォルトで日本語ですから、簡単にはじめられると思います。

・Second Life 3Dオンライン仮想世界のオフィシャル・サイト
http://jp.secondlife.com/

最近のデスクトップパソコンやミニノート以外のノートパソコンであればプレイ可能だと思いますが、一応動作環境をチェックしておくのが吉ですね。

・動作環境
http://jp.secondlife.com/whatis/sysreqs


080426-1.jpg

蛇足ですが、puruさんのセカンドライフ専門のブログもあります。 「達磨屋」という名前で和物中心のお店をやってます。

・「DHARMAYA 達磨屋」ブログ http://dharmaya.slmame.com/



以下は、最近作った感覚の開いた体と閉じた体のイメージ図。


0903131.jpg

0903132.jpg

「Qavimator」でポーズを作りセカンドライフにアップロード。
それを自分のアバターで実行したところを「Print Screen」でキャプチャーし、画像加工ソフト(ぼくはWeb用の「Fireworks MX」というちょっとバージョンの古いヤツを使用)でイメージに合うように加工しています。



hisanoyu dharmaya secondlife

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