CENTER:''[[導引口訣鈔を読む・トップ>導引口訣鈔を読む]]'' ''[[1>成り立ちと手技]]'' ''[[2>図解・養生按摩の訓]]'' ''3'' #contents *藕絲(ぐうし)の訓え [#u014b594] (現代語訳) 經脉に孫絡などといい、筋骨皮肉の間に、例えば藕絲(はすいと)や ヘチマの如く縦横に筋があり氣血の通路となっているものがある。 これが閉じ結ぼれると万病を生ずる。 手に覚へて扱い、これらを解くのを第一の習いとする。 詳しくは本文に述べてある。 ~ >※孫絡:経絡、經脉の分枝として絡脉がある。この絡脉が更に分枝したものが孫絡。絡脉が体表に浮いて分枝したものを浮絡という。~ ~ これからはじまる手技解説の前に、按摩により働きかける対象、万病が生じそれらを治療する原則が述べられている。~ ~ -はたらきかける対象~ --目に見えないほど細い、網の目状の気血の通路~ --これらは皮膚や筋肉、骨の中を縦横にネットワークしている~ ~ -万病の原因~ --気血の網の目のどこかが閉じ、結ぼれる(硬結する)と病気が生じる。~ ~ -按摩の目的(治療方法)~ --これら気血の流れが閉じ結ぼれたものを明らかに手に感じ、それらを解くこと。それが第一原則。 CENTER:''[[導引口訣鈔を読む・トップ>導引口訣鈔を読む]]'' ''[[1>成り立ちと手技]]'' ''[[2>図解・養生按摩の訓]]'' ''3''