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RIGHT:参考：[[京都大学附属図書館所蔵 富士川文庫セレクト 導引口訣鈔:http://ddb.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/fs2/fs2cont.html]]
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*藕絲&size(9){ぐうし、はすいと};の訓&size(9){をしへ}; [#y1c6b9b3]
經脉に孫絡&size(9){そんらく};など云て筋&size(9){すぢ};骨&size(9){こつ、ほね};皮肉&size(9){ひにく、かはしし};の間にたとへば藕絲&size(9){ぐうし、はすいと};絲瓜&size(9){しくは、へちま};等の如く縦横&size(9){じうわう、たてよこ};に筋&size(9){すぢ};あつて、氣血の通路也。~
是閉結&size(9){とぢむすぼ};れ、万病を生す。~
手に覚へ扱&size(9){あつかひ};解&size(9){とく};を第一の習&size(9){ならひ};とす。~
委&size(9){くはしく};本文に見えたり。~
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*分肉解結&size(9){ふんにくかいけつ、にくをわけむすほれをとく};の訓&size(9){をしへ}; [#s16e87b3]
肉の中に分理&size(9){ふんり};とて隙&size(9){ひま};あり。~
幾重にも分かるる也。~
是を隊&size(9){たい};と云ふ。~
譬へは蜜柑&size(9){みつかん};などの類をみるに皮肉&size(9){ひにく};核&size(9){さね};の中ち、皆分理あるが如く、又魚鳥&size(9){きょてう、うをとり};の肉なとを割&size(9){さき};見へし、一片一片に分&size(9){わか};るるにて知るへし。~
其の中に藕絲あり。~
浮絡&size(9){ふらく};孫絡&size(9){そんらく};など云是也。~
藕絲むすぼれ肉閉&size(9){とつる};事あり。~
内経&size(9){だいきやう};に巻肉&size(9){けんにく};縮筋&size(9){しゅくきん};など云り。~
其の肉を扱ひ療すること、結たる絲&size(9){いと};を解&size(9){とく};が如くわけさばくを分肉の術と云。~
藕絲まとひ結れたるをとくは、毛氈&size(9){もうせん};蚕&size(9){かいこ};のまいなどを解&size(9){とく};か如する手法あり。~
是れ解結の術也。~
又経筋むすぼれよるる事有り。~
元結&size(9){もとゆひ};などいく筋もつかね合&size(9){あは};せたる如く、堅&size(9){かた};まりたるは、指を其の間に入れ分る也。~
又一筋づつ解くこともあり。~
又動し散&size(9){ちら};すやうにもする。~
麻などを振とけば悉くさばくる心也。~
或は前後左右&size(9){せんこさゆう、まへうしろひたりみき};、経肉&size(9){けいにく};の順逆に随ひくつろけ解&size(9){とく};可し。~
爰&size(9){ここ};に垣&size(9){かき};の一方を見ると云習&size(9){ならひ};あり。~
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