あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する国会会議録

164-参-厚生労働委員会-3号 平成18年03月16日


○渡辺孝男君
 時間が短くなってきましたが、一つだけ質問をしたいと思います。
 今、相補代替医療、西洋医療と、もう一つ相補代替医療、あるいは伝統医療というようなものがございますけれども、そういうものを一緒にいろいろ研究をしていって、患者さんに合った医療サービスをしていこうと、そういう流れで統合医療というような考え方が提唱されておりまして、これは欧米の方でどちらかというとそういう考え方が取り入れられているようですが、伝統医療が盛んであった日本においてもそういうものを研究していこうと、そういう統合医療という形で研究していこうという流れも起きておりますけれども、この統合医療に関してどのような厚生労働省はお考えを持っているのか、お伺いをしたいと思います。

○副大臣(赤松正雄君)
 渡辺委員御指摘されました統合医療につきましては、極めて今国民の関心が高まっている、こんなふうな認識をいたしておりまして、そういった関心を受けて、当国会におきましても衆参両院の与野党を超えた議員の皆さんで議員連盟も昨年できたと、そんなふうに聞いておるところでございます。
 厚生労働省におきましては、従来、あん摩マッサージ指圧師を国家資格として位置付ける等の施策を行ってきたところですが、さらに平成十八年度から、統合医療に関しまして、一つは、内外における普及の状況や経済効果、二つは、西洋医学に相補代替医療を併用することによって具体的に高まる効果、こういったものなどについての研究を実施するための所要の予算措置を行いまして統合医療を推進するための土台づくりを図る、こんなふうにしているところでございます。
 今後、こうした研究によって得られた成果等を踏まえて、国民の皆さんや医療関係者等への情報提供を充実させるとともに、医療現場におきまして適切な取扱いがなされるように努めてまいりたい、そんなふうに考えているところでございます。
 以上です。


あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する国会会議録

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