あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する国会会議録


161-衆-厚生労働委員会-2号 平成16年10月27日


○大島(敦)委員
 よく新聞紙上ではFTA、自由貿易協定という用語が使われておりますけれども、今御説明ございましたとおり、EPA、経済連携協定ということで、自由貿易協定ですと、それは恐らく水際までの、非関税障壁を取り除いていく、関税を下げていくという交渉事だと思うんです。
今御指摘がありましたとおり、経済連携協定、EPAの協定を結ぶというのは、それぞれの国の内政まで交渉の範囲としてなっていまして、多角的に交渉が行われていると私は考えております。
 それで、例えば、今行われている日本とタイ、あるいは日本とシンガポール、あるいは日本とマレーシアの交渉の中で、日本とそれぞれの国の交渉の中で私たちの国がどんなことを求められているのか、どんなことを求めているのか、そのことについて説明してください。

○佐藤政府参考人
 現在行っております韓国それから東南アジアの交渉につきましては、先ほど申しましたように、貿易、サービスのみならず、競争、知的所有権、人の移動等々、幅広い分野がございまして、このような分野においてさまざまな観点から、先方からの要求もございますし、当方からの要求もあるということでございます。
 それで、人の分野ということで申し上げますと、特にフィリピンについては、看護師、介護士の受け入れについて強い関心が示されております。
タイについては、介護士、タイ料理人、それからタイ式マッサージ等の職種についての受け入れへの関心が示されているというようなことで、交渉の相手国によって人の移動の分野についても具体的な関心事項が異なりますが、先方の要望を踏まえながら、また日本の実情を踏まえて交渉に当たっているというのが現状でございます。


あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する国会会議録

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