このページは、按摩その他についての雑記を残すページ。
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あん摩・マッサージ・指圧とは 〜その他民間療法との違い〜

日本国では、医師免許を取得した者以外の医療行為を禁じています。
ですが、「柔道整復師」、「あん摩・マッサージ・指圧師」、「はり師」、「きゅう師」に関しては、それぞれの免許を取得した上での医業類似行為を行うことが認められています。

「柔道整復師」、「はり師」、「きゅう師」については、その業務内容、手技(施術方法)がかなり明確ですし、一般の人でもその分類は容易だと思います。
ですが、近年、美容やリラクゼーションを提供するサービス業や様々な民間療法が増加し、「あん摩・マッサージ・指圧」業とその他のサービス業を見分けるのが難しくなっています。

あん摩・マッサージ・指圧

以下はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用。



つづく


マッサージ業

某巨大掲示板に書き込んだlog。

2006/01/11(水) 21:43:08


……略……

エステなんぞは手技的にはオイル・マッサージそのものだし、巷の治療院でいわゆる「マッサージ」と称しているものはコテコテの「按摩」がほとんで、手技的にはエステこそが「マッサージ」。
それでもエステは社会通念上、というか国や行政の扱い自体がサービス業という現状。
タイ古式マッサージもアロママッサージも民間療法の範疇に入るであろうし、「マッサージ」を医業類似行為に含めていること自体、現状ではかなり無理があるように思うのだけれど。

2006/01/11(水) 22:11:17


ところで、昭和22年に公布された「あはき柔営業法」が今の「あはき師等に関する法律」にそのままスライドした訳だけど。
その当時、「マッサージ」を業としていた人はどれくらいいたのかね。
ぼくが鍼灸学校に通っていた当時でさえ、手技的に「マッサージ」を専門にしていたのはスポーツマッサージの他はエステくらいだったと思うのだが。

終戦、GHQ、国会設立という時代背景で、西洋医学的「マッサージ」を取り入れることで、何とか近代国家としての体面や心意気を示すための、実状にそぐわない勇み足だったのではないかと思ってみたりする。
それが、21世紀まで問題を残すはじまりだったのではないかと。
按摩にも、江戸期の専業から現代の職業保護等いろいろ問題があるのだが。
個人的短絡的には、医業類似行為は「はり」「きゅう」「指圧」にしてしまえばスッキリすると思うのだけれど。


と、書き込んだのですが、一日経ってもレス無し。
スルーですかねぇ。
ていうか、つまらない内容だったかしら。しょぼん


少し動きがあったので、またカキコ。

2006/01/13(金) 11:30:59

>867
>こんなんだから、事実上はマッサージが解禁になっちゃってるのと同じだよねww

そうなんですよね、現状をそのままに見れば。
860で紹介したページを見ても、カイロや整体、タイ古式やアロマ等、国家資格のない業者を犯罪者よばわりしたり、無免許と揶揄したりするのは妥当ではありません。
現状で、それらを業とすることは何等問題はないのですから。

スレタイの「あん摩マッサージ指圧師免許は、近々消滅する」は良いテーマだと思います。
多くの利用者にとって、既に国家資格保持のあマ指と他の民間療法の区別はないでしょうし、ぼく自身が利用者の立場になったとしても、国家資格保持業者を優先的に選択するということはないですし、逆に国家資格のない民間~療法を選択する場合の方が多いです。(既に意識からはあマ指免許は消滅しつつある)
一般利用者は状況に応じて幅広い療法の中から自由に選択可能な環境になり、国家資格保持者は他の民間療法業者との差別化を図るべく、知識や技術の向上に努めるべき時代になったということでしょう。
国家資格保持者には、他者批判をしたり国や行政に泣きついている暇はないです。

2006/01/13(金) 12:51:09

蛇足ですが。

国が認める免許を取得するということは、国が免許する業を行うことが出来ると同時に、国が定めた制限や制約を受けることにもなります。
自ら望んで、自らの選択で、国が決めた枠の中に入るということです。
たまに、民間業者の広告はやりたい放題で、あはき免許取得者に広告の制限があるのは不公平だという意見を見掛けますが、免許を取得すれば制限があるのが当然です。(その妥当性を議論するのはまた別問題になりますが)
また、あはき免許取得者がカイロや整体、タイ古式、アロマ等民間療法を業務内容に入れたり宣伝するのは厳密には違法行為です。
あはき免許は、あくまであはき業に対する免許ですから。
この辺も免許取得者としては忘れずに意識していたいところです。


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