このページは、按摩その他についての雑記を残すページ。
メモ程度のもの、未整理なもの等、一時保管場所。



按摩さんのいる風景・待合い所

疑問メモ

いろいろ書いていて、やっぱり疑問。
「あん摩・マッサージ・指圧」の中の「マッサージ」って、そもそも何を指していたんだろうか。
「あん摩」「指圧」は、疑問の出しようもなく、あマ指法が公布される以前から日本ではトラディショナルな療法。
その点、「マッサージ」は明治になってはじめて輸入され、昭和22年(あマ指法公布)時点でもそれほどポピュラーではなかったであろう技術。

実際、現在の日本で。
「あん摩・マッサージ・指圧」師免許を持っている人々の中で。
明らかに「マッサージ」という技術を施術している人は、どの程度いるのだろうか。

これは単に、ぼくのマッサージ関連の知識不足だと思われるのですが。
今思い付くのは。
スポーツマッサージくらいです。(^^ゞ

ここで注意して欲しいのは、技術的に「マッサージ」とされるのは、上でウィキペディアから引用したように。
「マッサージ(massage)は、直接皮膚に求心的に施術することにより」
直接皮膚にが最も重要なポイントになります。
マッサージの最大の特徴は、直接皮膚に働きかけることであり、その際にタルク(パウダー)やオイル等の潤滑剤を介在させることが多いことです。

この原理原則を理解していれば、技術的、手技的に、それが指圧であるか按摩であるか、マッサージであるかは、容易に分類出来ます。
もちろん、按摩や指圧は原則として衣服の上から行うのが基本ですが、応用として皮膚に直接行うことも可能であり、マッッサージとても原則として皮膚に直接働きかけるのが基本ではありますが、衣服の上からでも施術することは出来、それでもその基本的な施術方法からの応用になる訳であり、手技的特徴は同じままになります。
(あぁ、何だか息切れする文章だ。(^^;)
ともあれ、疑問点を。

あマ指法公布当時にターゲットとしていた「マッサージ」とは

現在の日本での「マッサージ」業とは、具体的に何?


某巨大掲示板の某スレッドで、整体師が何か問題を起こしているかのような書き込みがあるのですが、具体的に何かあるのだろうか?
む〜。
具体的な情報源でもあれば確認可能なのだけれど。


免許取得者の方が民間療法業者より安全か

これは、主に免許取得者側が主張する問題。
曰く、定められた専門的教育を受けていない民間療法(整体、カイロ等)の施術者は事故を起こす可能性が多い、というもの。
「うはは。んなこたぁ無いっすよ。」というのが私見ですが、それは後でゆっくり書きます。

あん摩・マッサージ・指圧とは 〜その他民間療法との違い〜 (書きかけ)

日本国では、医師免許を取得した者以外の医療行為を禁じています。
ですが、「柔道整復師」、「あん摩・マッサージ・指圧師」、「はり師」、「きゅう師」に関しては、それぞれの免許を取得した上での医業類似行為を行うことが認められています。

「柔道整復師」、「はり師」、「きゅう師」については、その業務内容、手技(施術方法)がかなり明確ですし、一般の人でもその分類は容易だと思います。
ですが、近年、美容やリラクゼーションを提供するサービス業や様々な民間療法が増加し、「あん摩・マッサージ・指圧」業とその他のサービス業を見分けるのが難しくなっています。

あん摩・マッサージ・指圧

以下はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用。


上記の解説が一般的、教科書的解説だと思われますが、こういった解説を読んでみても「あん摩」「マッサージ」「指圧」、それぞれの違いは分かりにくいです。
そして、「あん摩」「マッサージ」「指圧」それぞれの違いが分かりにくいばかりではなく、医業類似行為として定められている「マッサージ」と、その他民間療法で行われている各種「○○マッサージ」「○○式マッサージ」との違いがどこにあるのか、または違いがないのかも分かりません。



つづく


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