*     按摩Pukiwiki・掲示板 [#r1d32919]
 足跡、感想等、気軽に書き込んで下さいね。~
 書き込みの際には、ハンドルネームの記入(文頭または文末に)もお願いします。~
 また、引用は半角ではなくて全角の「>」を使って下さい。
 ~
 #setlinebreak(on)
 #insert
 
 2006-03-06 (月) 22:20:16
 
 puru
 
 こんにちは、いちごさん。
 書き込みありがとう。(^^)
 
 >申し遅れました、操体法掲示板でもお世話になっています、いちごです。
 
 某掲示板、おそらく、いちごさんであろうとは思っていました。
 先月あたりだったか、操体掲示板で「愛好会的なものを開きたい」旨の書き込みがあったのを、おぼろげながら記憶していたので。
 
 >マイナーな操体法を人に宣伝するのは、苦労します(^^;
 
 うはは。
 マイナーですか、未だに。
 ぼくが操体法で仕事をはじめた時代は、もっともっとマイナーでしたよ。
 マイナー故に、逆に斬新、ニューウェーブ的で素敵でした。(^^)
 
 「愛好会的」といえば、20年前に操体研究センターを立ち上げた時もそんな感じでした。
 同じく操体法を愛する人、興味がある人に向けて研究誌やミニコミを出したのがはじまり。
 自分たちが学んだり、研究したり、試行錯誤したものを、いろいろな人たちと分かち合おう、みたいな。
 いちごさんが操体掲示板で学んだことや書き込んだものをまとめ、会報やミニコミみたいなものを作るのもいいかもです。
 少なくてもぼくが今、自称按摩さんではありますが、細々ながらもほとんど口コミだけで営業出来ているのは、当時の研究誌やミニコミがあればこそなのです。
 
 いろいろ楽しみながら、試行錯誤してみてね。(^^)/
 
 |BGCOLOR(#999999):&size(18){現在この「按摩Pukiwiki」も含めてpuruが管理する各所に散在したHPやブログを、''[[「町の按摩さん.com」>http://anmasan.com/]]''に移植&再編集しリニューアル中です。};|
 |BGCOLOR(#999999):&size(18){新しい掲示板も設置してありますので、是非''[[「町の按摩さん.com」>http://anmasan.com/]]''を訪問してみてください。};|
 |BGCOLOR(#999999):2011-11-10|
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 RIGHT:''過去ログ:[[1>過去ログ1]]  [[2>過去ログ2]]''
 
 2006-03-06 (月) 19:59:51
 
 こんにちは。
 puruさんは私の大大大先輩じゃないですか。
 申し遅れました、操体法掲示板でもお世話になっています、いちごです。
 
 マイナーな操体法を人に宣伝するのは、苦労します(^^;
 またよろしくお願いします。
 
 某掲示板の無免許者より
 *     按摩Pukiwiki・掲示板 [#r1d32919]
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 #setlinebreak(on)
 
 2006-03-06 (月) 17:52:15
 
 puru
 2008-07-20 (日) 02:03:05
 
 こんにちは、流雲さん。
 ようこそいらっしゃいました。
 
 >某掲示板からやってきました
 
 たまに覗いているのですが、流雲さんやたわけさんの書き込みは理性的で好感を持ってます。(^^)
 
 ここはほとんど訪問者がいませんが、気楽に書き込んでやって下さい。
 
 >今後とも宜しくお願いします。
 
 こちらこそよろしくお願いします。m( _ _ )m
 
 すみません↓の文章はpessが書きました;;
 ----
 
 2006-03-06 (月) 16:02:18
 2008-07-20 (日) 02:02:22
 
 puruさん
 某掲示板からやってきました
 今後とも宜しくお願いします。
 
 流雲
 ----
 ご返答ありがとうございます。
 
 2006-03-05 (日) 19:09:06
 実際、そこまで意識してる術者の方はいないですよね。。。(^^;
 むしろ個人的な考え(推察?)の方が参考になりますので、大変ありがたいです。
 
 puru
 
 いえいえ、こちらこそ、taironさんの書き込みにまだレスをつけていない。(^^ゞ
 も少し待ってね。
 
 >あれも調べなくっちゃ、これもしなくっちゃ、状態で嬉しい悲鳴です。
 
 同じく状態です。
 「導引口訣鈔」の「祝由」が気になっちゃいまして。
 「古事類苑」に古い書物中の按摩関連がけっこう載っているので、図書館から借りてきてもらったのですが、按摩のすぐ次には「呪禁」が載っていて。
 今、これらをテキスト化してるとこです。
 
 けど、古い漢字を調べてるだけで時間が取られ。
 あまり進んでないのです。
 
 で、「古事類苑」を眺めていると、按摩に限らず、日本の古代からの醫術についてもかなり掲載されてあり。
 もう、興味は尽きないのであります。
 
 ----
 
 2006-03-05 (日) 08:06:21
 2008-07-19 (土) 16:50:45
 
 tairon
 
 お礼が遅くなり…
 ありがとうございます(^^)
 
 あれも調べなくっちゃ、これもしなくっちゃ、状態で嬉しい悲鳴です。
 ----
 
 2006-02-24 (金) 23:07:48
 
 puru
 
 お手数お掛けしました。
 個人的資料室のような、認証制HPへのお誘いをしたかったのです。
 ほとんど著作権ある資料をアップしているので、あくまで研究用サイト。
 お互いに、探求を続けていきましょう。(^^)/
 こんにちは、pessさん。
 ようこそいらっしゃいました。(^^)
 
 ----
 横手ですかぁ。 (^^;;
 なんともアニアック(失礼 m( _ _ ;m)なテーマですね。
 というか、ぼく自身曲手は治療の中で使ってないですね、そういえば。
 
 2006-02-24 (金) 23:03:21
 文献も「按摩手引」くらいでしょうし、その生理学的作用についての記述を見た記憶もないです。
 
 tairon
 感覚的には、横手は気持ちよいですよね。
 揺らされているような、表面を(多少早い)波のように反復するように移動していく動きは、もし術者が被術者の身体の軸まで考慮していれば横手の波紋が身体深部にまで浸透するでしょうし……。
 (む〜。今度横手を使ってみようかな)
 
 <粘り、というか、うねりのような動作。
 <見ていて、その人の周りの空間もうねっていて。
 <厚い、濃い空気をまとって動いてる、みたいな。
 みたいなコメントしか書けない自分が情けない。orz
 役に立てなくてごめんなさい。(^^ゞ
 
 そうです。うねっている“ような”感じです。
 厚みを持ちながら、うねっているような感じとでもいいましょうかね〜。
 粘りというのはいいかもしれないです。
 単に空気ではなく、空間が粘っている、うねっている。
 おぉ、粘りというのが段々しっくりしてきました。(^^)
 
 <按摩の場合、この粘る、うねる動きが、相手の中心というか軸に向かって浸透していく。
 <または、敢えて中心や軸ではなくて、相手のまとっている皮膚や空間に向けてみたり。
 
 ええ。そうです。
 
 僕はそのときの自分の体感覚が好きなのです。
 からだが外部に大きくなった感覚もあり、内部に深くなった感覚もあり。
 自分のからだの周りの空間をまとう感触。それが相手を、空間をまとったからだをさらさらしている…
 
 <対する相手が変わると、触れた瞬間に、まったく世界が変わります。
 <からだの振動数って、人によって全然違っていて。
 <それは、ホントに。
 <人によって存在している世界が違うんだな、と思うです。
 
 なるほど〜。
 僕はあんまり相手のからだに注意しないので(^^;、さらっとこのようにいえるpuruさんていいですね。
 自分の欠点もわかり本当に参考になります。ありがとうございます。
 
 もしここを見ている方で、何かコメントがあれば是非とも書き込みお願いします。m( _ _ )m
 ----
 
 2006-02-24 (金) 22:21:25
 2008-07-19 (土) 00:09:33
 
 taironです。
 はじめまして、鍼灸あましの専門学校に通うpessと申します。
 
 今メールしました。遅くなりましてスイマセン。
 ----
 今度学校の医学会で「横手の生理作用」という
 テーマでの発表をすることになりまして、色々調べているのですが
 文献(横手について書いてあるもの)や治療家がどういった効果を目的として横手を使用しているのか等に
 少々つまずいています。。。
 
 2006-02-22 (水) 17:43:33
 
 puru
 
 taironさんへ。
 連絡したいことがあるので、お手数ですが下記までメールくれませんか?
 
 saemon101@yahoo.co.jp
 
 以前にメールしたことがあるとは思うのですが、その後パソコンがクラッシュしたことがあり、taironさんのメアドが分からないのです。
 申し訳ないですが、よろしくお願いします。m( _ _ )m
 
 「曲手全体ではなく、なぜ横手?」と感じると思いますが
 ご意見頂けたらと思います。m(_ _)m
 ----
 
 2006-02-20 (月) 15:46:36
 2008-06-30 (月) 06:34:10
 
 puru
 
 こんにちは、taironさん。
 こんにちは、遊風さん。
 確認しました。
 書き込めませんね。
 
 >「さらさら」していると自分のからだの周りに、立体的な感覚が出来ます(気功的な感じではなく)。
 >自分のからだの振動に同化した空気というか空間。
 
 うん。
 ていうか、この「(気功的な感じではなく)」という但し書きが大好きです。
 「さらさら」や、または普通に按摩している時に感じる、”あれ”。
 体を包んでいるような、拡がっているような振動の空間。
 それを、「気」といったような言葉で限定してしまうのはもったいない気がしますよね。
 
 >合掌している時の感じにしてみると(手のしわとしわをあわせて、しあわせ〜というやつですね)、
 >わりとしっくり、左右違和感がない状態に近くなりました。
 >右半身と左半身の動きの質が重なり、今までばらばらで単独だった音がハモって和音になった。
 
 あ。
 何となく”粘りが出て来た”感じに近いのかな。
 
 あの。
 taironさん、子どもの頃に水飴を練ったことないですか?
 子どもの頃、広場に自転車の紙芝居屋さんがやって来て、紙芝居の前にお菓子の型抜きや水飴売ってくれるんですよ。
 型抜きっていうのは、漫画の線というか溝が入っているお菓子を、その線に沿って割っていくんですよ。
 で、うまく型抜きが出来た順に賞品が貰える。
 水飴の方は、一本の割り箸の先に水飴があって、もう一本の箸を飴に刺して、ふたつの箸で水飴を練っていく。
 はじめは透明だった水飴が、練っていくに従ってだんだんと白くなって。
 旨い子がやると、ほんとピカピカの陶磁器のように白くなる。
 で、これも白さによって賞品がもらえるという。
 昭和30年代のお話ですが。(^^ゞ
 
 指もみや按摩で、動作に粘りが出て来て、周囲の空間の密度が濃く感じられるようになると。
 何故かこの水飴が白くなる様が思い浮かんだりするんです。
 
 ところで、ここ数日。
 昔集めたボディーワーク関連のビデオを連続して見てました。
 タイ式マッサージやオイル・マッサージ、欧米で出された指圧の教習もの、ヨガやピラティス。
 見ててはっきり分かったのは、上手い人の手技や動作は、一様にその動きに途切れはなくて粘り感があること。
 粘り、というか、うねりのような動作。
 見ていて、その人の周りの空間もうねっていて。
 厚い、濃い空気をまとって動いてる、みたいな。
 
 うん。
 按摩の場合、この粘る、うねる動きが、相手の中心というか軸に向かって浸透していく。
 または、敢えて中心や軸ではなくて、相手のまとっている皮膚や空間に向けてみたり。
 
 うはは。
 ここでtaironさんと会話していて。
 この、粘りとかうねりを言葉として表現するようになってから、より治療中のイメージや感覚が明確になってきました。
 楽しい。(^^)
 
 >確かにそうですよね。その場所の雰囲気というか。
 >実は今まで、意識的にその辺は無視というかカットしてたんです。テーマが自分の体感覚だったもので。
 >で今回改めて感じてみたのですが、そうすると自分の体感覚にもスイッチが入りやすいのに気付きました。
 
 うん。
 場や空間の感覚も明らかに体感覚なんですよね。
 これは、特に指もみをしていると明確に感じられます。
 対する相手が変わると、触れた瞬間に、まったく世界が変わります。
 からだの振動数って、人によって全然違っていて。
 それは、ホントに。
 人によって存在している世界が違うんだな、と思うです。
 
 調べてみます。
 ----
 
 2006-02-14 (火) 23:33:48
 2008-06-29 (日) 07:32:59
 
 taironです。こんばんは。
 
 <手の体全体を包むような「さらさら」になる感じがします。
 <内部と周りの空気も含めて摩でる、みたいな。
 
 この感覚って大事ですよね。
 「さらさら」していると自分のからだの周りに、立体的な感覚が出来ます(気功的な感じではなく)。
 自分のからだの振動に同化した空気というか空間。
 
 <む?
 <「相手の身体に浸透していく推力」ですか。
 <面白そうっすね。
 <参考にさせてもらいます。
 
 僕の場合、からだが悪い意味でバラバラなので(^^;、いつもに右と左の質的感覚を同じようにする事を意識しているのですが、「さらさら」している時にふと思いついて、合掌している時の感じにしてみると(手のしわとしわをあわせて、しあわせ〜というやつですね)、わりとしっくり、左右違和感がない状態に近くなりました。右半身と左半身の動きの質が重なり、今までばらばらで単独だった音がハモって和音になった。
 
 この和音の感覚が以前に書いた推力の事何です。本当は推力というにはちと大げさなのですが…
 意識して出した力ではなく、ハモった結果によって生じる力なので、また気や意念というより、もっと即物的、物理的な感覚なので“推力”というわけです。実際は推力というより浸透力(浸透させようとした訳ではないですが)といった方がいいかもしれません。たいした事ではなくスイマセン。m(__)m
 
 <あと、撫でていて気付く感触なのですが。
 <人や部位によって、その撫でる感触がかなり違いますね。
 <これはめちゃくちゃ興味深いです。
 
 確かにそうですよね。その場所の雰囲気というか。
 実は今まで、意識的にその辺は無視というかカットしてたんです。テーマが自分の体感覚だったもので。
 で今回改めて感じてみたのですが、そうすると自分の体感覚にもスイッチが入りやすいのに気付きました。
 相手と自分の振動が重なる感じ…どうも僕はは表現が下手です〜。
 puruさんの文章はわかりやすく的を得ていますね〜。
 
 また今日も酒が入っていたりしてますです(言い訳・汗)。
 読みづらくてスイマセン〜。
 
 
 こんにちは、プルさん、遊風です。
 昨日から「のびのび」掲示板が書きこめなくなっています。
 「操体掲示板」や「やじうまこみゅ・集会所」も書きこめませんでした。
 どうしたら良いのかな。
 ----
 
 2006-02-04 (土) 16:38:45
 2008-05-12 (月) 14:07:54
 
 puru
 こんにちは、てつ生さん。
 ようこそいらっしゃいました。(^^)
 
 >“さらさら”は始めはただ手を動かしているだけ、外形だけでしたが、
 >そのうちに、マッサージしている動きの起動点が身体の奥に生じてい
 >るのが認識されてきました。
 目を通したものもありますが、てつ生さんが書き込んでくれたものを読み直すといろいろと考えさせられます。
 
 「何となく」程度ですが分かる気がします。
 >◆中原貞衛編『按摩の栞』吐鳳堂, 明38.8
 
 ぼくの按摩だと、やはり推すように揉む、というか相手の中にじんわりと入っていく事が多くて、「さらさら」はホント真似事程度。
 ただ、ひとりのお年寄りの患者さんには、「さらさら」中心でやらせて貰っているので、けっこう勉強になってます。
 中原貞衛さんにはやられました。(^^;
 まだデジタルライブラリーも知らない頃で、古本で『按摩法手技』という明治32年の本を注文し。
 実は中原貞衛さん訳の西洋按摩だったというトホホな結果。
 でも、「按摩リンク集」の同書のところに図版を載せていますが、その緻密な図が超お気に入りです。
 なので、この図の為に買ったと思えば悔いはないです。
 
 >外形(型)が原動力(内動)を呼び起こした訳です。
 西洋医学や科学、論理的であることを有り難がって積極的にそれらを取り入れて来た日本人ですが、その始まりが明治期ですよね。
 中原さんの文章に見られる認識は、平成の今も何ら変わっていません。
 
 最近、お腹や足から「さらさら」のうねりが生じて、それが手の「さらさら」として伝わる感じがしています。
 そうすると、外形的だけだった動きが、うねりとして自分の内から外へ拡がっていって、相手の体全体を包むような「さらさら」になる感じがします。
 内部と周りの空気も含めて摩でる、みたいな。
 >二 遠心性とは中枢より末梢に向いて按摩するを云い此按摩に適するは神経なり。
 >  故に又神経按摩法と称すべし。
 >三 求心性とは末梢より中枢に向いて按摩するを云い此按摩に適するは筋なり。
 >  故に又筋按摩法と称すべし。
 
 >平行に動かしているはずの手に別の力、相手
 >の身体に対して浸透していく一つの推力が生じているのに気付きました。
 >両手の動きの合力ですね。片手でも身体の動かし方によって合力が生じます。
 このまんまなことを、いまだに鍼灸マッサージ学校では按摩・指圧・マッサージ理論として教えているはずです。
 なんでもかんでも西洋医学的に説明しないと気が済まないんでしょうねえ。
 人の体って、西洋医学的に生きている訳ではないんですけど。
 むしろ、感覚的、情緒的なものが主体な生き物なのに……。
 
 む?
 「相手の身体に浸透していく推力」ですか。
 面白そうっすね。
 参考にさせてもらいます。
 まあ、形的には確かに按摩は体の深部に、マッサージは表層に働きかけているように見えますし、そういっても過言ではないんですが。
 そこから訳知り顔に論理展開しちゃうのも何だかなあと思います。
 深い→動脈→遠心性
 表層→静脈→求心性
 ということにして、実際の手技もそれに合わせるようにしたりなんかして。(^^;
 按摩もマッサージも、遠心、求心、どちらも使うしそれで害はないし、けど、たまたまそれっぽい手技が多かったので、西洋医学的にはそう決めちゃった方が都合がよかったんでしょうね。
 
 >ちょっと、酒が入っているので、意味がわかりにくくてすいません〜
 >故に治病上には吾人西洋按摩を賞用す。然れども日本按摩も決して無効なるにはあらず。
 
 いえいえ、とっても参考になって有り難いです。
 明治、大正、昭和初期と、西洋医学的だという理由だけで西洋マッサージが賞用されたかのようですが、実際には全然根付いてないです。
 西洋マッサージが本格的に用いられたのはエステティックからでしょうね、おそらく。
 それまではスポーツマッサージが一部で用いられたくらいだと思います。
 町の治療院やサウナ等で行われているマッサージは、明治期以来いまだにマッサージという名の按摩ですし。
 
 あと、撫でていて気付く感触なのですが。
 人や部位によって、その撫でる感触がかなり違いますね。
 これはめちゃくちゃ興味深いです。
 場所によっては、澱んで湿った空気の中で撫でている感触の時があり。
 そんな時。
 「 なでればおちるどくのむし
   おりよさがれよいではやく 」
 というフレーズが頭に浮かんでいたりして。
 なかなか魅惑的です。(^^)
 >◆富岡兵吉『日本按摩術』誠之堂書店、大正8、88p;22cm
 
 ----
 これ、ぼくも持ってます。(^^)
 「自序」読み返してみましたけど、なんか憂鬱になります。
 先進国の仲間入りをする為に欧米化し、社会制度や教育もキッチリすることである程度の質を確保した均一なものが出来上がったように見えますが……。
 科学や論理の及ばない心ある大切なものがゴッソリ抜け落ちてしまったような、そんな気がします。
 
 2006-02-03 (金) 23:09:24
 >・『無薬医師録』昭和6年版 114p
 > 吉田久庵氏 東大治療室嘱託(真鍋物療内科同窓会員)日本橋区江戸町一ノ四
 >とのみある。これは三代目か?
 
 taironです。
 おぉ、三代目さんがいたんですかね。
 
 いい歌ですね。僕もさらさらするようになってから聞いたことがあり
 ますが、今の今まで忘れていました(恥)。ありがとうございます。
 書いたものを見ると実感がさらに増しますね。(^^)
 >・佐々木味津三『右門捕物帖 達磨を好く遊女』に、吉田久庵が登場。
 
 最近のさらさら事情ですが、
 
 “さらさら”は始めはただ手を動かしているだけ、外形だけでしたが、
 そのうちに、マッサージしている動きの起動点が身体の奥に生じてい
 るのが認識されてきました。
 
 外形(型)が原動力(内動)を呼び起こした訳です。
 
 次に、さらさらしている時は手を、相手の身体に沿って平行に動かして
 いるのですが、そのうち、平行に動かしているはずの手に別の力、相手
 の身体に対して浸透していく一つの推力が生じているのに気付きました。
 両手の動きの合力ですね。片手でも身体の動かし方によって合力が生じます。
 
 ちょっと、酒が入っているので、意味がわかりにくくてすいません〜
 この辺で。
 面白そう〜。
 読んでみます。(^^)
 ----
 
 2006-01-30 (月) 12:35:24
 2008-05-11 (日) 14:43:58
 
 puru
 初めまして。
 ・日本における按摩の歴史
 ・導引口訣鈔テキスト
 ・導引口訣鈔を読む
 など、非常に参考になりました。ありがとうございました。今後の展開も期待しています。
 
 >taironさん
 私が気付いた限りでの「日本按摩」や吉田久庵についての記述です。すでにご存知のものもあるかとは思いますが念の為。
 また、石坂流というのが富岡兵吉氏の下記著作に出てきます。
 ◆の3冊は実技についての叙述がありますが、私は門外漢ですので、・・・
 
 先日久しぶりにすくなひこなの古歌を読んだのですが。
 (「按摩さんのいる風景」にも載せておきました)
 いや、いいですね、この歌。
 今まで何度も目にした歌ではありますが。
 「さらさら」を真似するようになって後、あらためて読むと。
 実感的で良いです。
 特に
  なでればおちるどくのむし
  おりよさがれよいではやく
 のフレーズが。
 ◆中原貞衛編『按摩の栞』吐鳳堂, 明38.8
 【近代デジタルライブラリー】
 「第一章 按摩の意義
 一 我国には現今日本按摩と西洋按摩とあり。日本按摩は遠心性西洋按摩は求心性なり。
 二 遠心性とは中枢より末梢に向いて按摩するを云い此按摩に適するは神経なり。故に又神経按摩法と称すべし。
 三 求心性とは末梢より中枢に向いて按摩するを云い此按摩に適するは筋なり。故に又筋按摩法と称すべし。
 ・・・
 一二 即ち按摩は血液循環を幇助するものなり。
 一三 血液循環は神経の作用なり。神経を按摩即ち刺戟すればその機能旺盛して血液循環を善くす。故に日本按摩即ち神経按摩は有効なり
 一四 動脈血は進行力強けれど静脈血の進行力は微弱なれば循環を催進するには静脈の血流を幇助す。
 一五 静脈は主として筋肉及筋間組織を通るものなれば筋肉を末梢より中枢に向いて圧迫し行けば静脈血は其流るる速力を増す。故に西洋按摩即ち筋按摩は有効なり。
 一六 今両法を馬車に譬えんに日本按摩は馬に鞭つが如く西洋按摩は車を推すが如し。其効力の大小は言わずして明らかなり。
 一七 故に治病上には吾人西洋按摩を賞用す。然れども日本按摩も決して無効なるにはあらず。両者を併用すれば効能益多かるべし。」
 
 という訳で、ここにも転載しちゃいます。
 ◆久木田七郎著/田代義徳閲『臨床応用 按摩術指南』誠之堂、明42.2、219p ; 21cm
 【近代デジタルライブラリー】
 按摩術にマッサージのルビがあることに端的なように日本古典按摩術というより、西洋式マッサージの指導書。
 
 「・・・徳川時代に至りて杉山和一、吉田久庵の如き豪傑輩出して按摩法を振起したれども、遂に旅の疲れや、肩の凝りを治するの一賎技に留りて今日の状態を馴致す。・・・」(序 田代義徳)
 
 &color(brown){   すくなひこなのにが手にて};
 ◆富岡兵吉『日本按摩術』誠之堂書店、大正8、88p;22cm
 著者は明治23年東京盲唖学校卒業、大正元年より東京盲学校教諭。
 「然れども本書の載するところは按摩術の全手技を網羅して大家研究の資に供せんとしたるには非ずして、主として初学者に本術の大綱を指示せんと欲するにあるを以て、単に諸術式中自家の実験に徴して有効且つ容易なりと思量せるもの、及び各流派共に殆んど共通と思わるる術式を蒐集し、其の他寛永年間の著述に係る大久保道古氏の古今導引集、宮脇仲策氏の導引口訣鈔並びに賀川子啓氏の産論翼(明和年間の著)寛政年間に公にされた藤林良伯氏の按摩手引、又文政年間に編纂せられたる太田晋斎氏の按腹図解等を参考して其の中より合理的の二三術式を撰択し、而して又従来血脈経血を基として按摩の応用をしたるに反し、現代に於ける解剖学上の部位的名称に準拠して系統的に術式を記述したり。」(自序三〜四頁)
 
 &color(brown){   なでればおちるどくのむし};
 「杉山流、石坂流等は今日最も世人より歓迎せらるる術式なるが如し」(「第一章按摩術の沿革」本文四頁)
 
 &color(brown){   おせばなくなる病のちしほ};
 ・『無薬医師録』昭和6年版 114p
  吉田久庵氏 東大治療室嘱託(真鍋物療内科同窓会員)日本橋区江戸町一ノ四
 とのみある。これは三代目か?
 
 &color(brown){   おりよさがれよいではやく};
 ・佐々木味津三『右門捕物帖 達磨を好く遊女』に、吉田久庵が登場。
 http://www.aozora.gr.jp/cards/000111/files/559_18962.html(青空文庫)
 
 てつ生
 
 ----
 
 2006-01-28 (土) 18:07:35
 2008-02-11 (月) 14:33:35
 
 puru
 
 ようこそいらっしゃいました。(^^)>taironさん
 ぼく以外では初の書き込み、うれしいです。
 こんにちは、玩具修理屋さん。
 
 >按摩Pukiwiki、大変読みやすいです。(^^)
 タイミング良いですね。(^^)
 実はぼく、5つのチベット体操を再開したばかり。
 今日で4日目です。
 日記もつけていますが、リンクはこのページ右下にあります。
 昔書いた日記プラス、再開したばかりのチベット体操のことも書き始めたところ。
 
 ありがとうぉ。
 按摩マニア以外には興味が薄いであろうサイトですが、興味を持って読んでくれる人がひとりでもいれば励みになるです。
 以前調べた、スパスパ人間学で紹介されたヒマーチャル・プラデーシュ州ビルのチョクリン・ゴンパ寺院で行われている「ツァ・ルン」の記事なんかをこのPukiwikiにまとめようと思っていたところです。
 そこに、玩具修理屋さんの「若返りの秘儀チベット体操」の紹介ですから、なんというグッドタイミング。
 ありがとうございます。
 
 >和漢三才図絵がおもしろそうな予感。僕はまだ読んだ事ないのです。(^^;
 ・&amazon(4796660542,noimage);
 
 取り敢えず引用出来る箇所は引用しちゃったので(あれくらいしか無い (^^;)、後はいろいろ推理していく感じ。
 ↑これですね。
 確かに価格(830円)といい作りといい、中身の軽いハウツー本だと思ってしまいますね。(^^;
 
 >そういえば、図絵は澤田健先生が必読書にあげてしましたよね。
 >面白いのは監修者が自分のチベット密教の師からチベット体操のための「ツァ・ルン・トゥ・コル」
 >という密教体操のための教典をいただいてそれにもとずいて解説しているのです。
 
 うん。
 絶賛してましたよね。
 以下「澤田流覚書 鍼灸眞髄」代田文誌/著から引用。
 おぉ、興味深いですね。
 それと「虹と水晶」ですか、こちらも惹かれますね。
 両方とも近々読んでみることにします。
 
 &color(brown){和漢三才圖會ですか。};
 &color(brown){あれはなかなかいい本です。};
 &color(brown){あれを書いた寺島良安といふ人は、なかなか大した學者であつた上に、醫者で實地に苦勞してゐるので、よく苦勞のあとが現はれてをります。};
 &color(brown){さういふ本になると、一通りや二通り讀んだだけでは駄目です。};
 &color(brown){百編でも二百編でも、分らんところのないやうになるまで調べんと駄目です。};
 >私の知人の女性の翻訳した本が出ていますのでちょっと告知させていただけたらと思います。
 >「チベッタン・ヒーリング」(地湧社 テンジン・ワンギェル・リンポチェ梅野泉訳 )
 
 &color(brown){三才圖會の中で、鍼灸に必要なところは經絡の部と肢體の部で、ほんの僅かですが、なかなかよく出來てをります。};
 ・&amazon(4885031931,noimage);
 
 >古法按摩の手技は、萌えます〜。
 これもまた面白そうですね。
 去年の8月に出たばかりなのに、書評が7つもついているし。
 なかなかスゴそう。
 
 萌え仲間がいて良かった。(^^)
 
 いろいろ教えてくれてありがとう。(^^)/
 ----
 
 2006-01-26 (木) 10:24:13
 2008-02-10 (日) 19:21:35
 
 taironです。
 
 按摩Pukiwiki、大変読みやすいです。(^^) 
 和漢三才図絵がおもしろそうな予感。僕はまだ読んだ事ないのです。(^^;
 そういえば、図絵は澤田健先生が必読書にあげてしましたよね。
 古法按摩の手技は、萌えます〜。
 玩具修理屋
 
 こんにちは、Puruさん。お久しぶりです。今、チベット体操がブームになっていますが。
 「若返りの秘儀チベット体操」(宝島社 岡本羽加監修)という本を見たのですがよくある便乗本かと思ったら、面白いのは監修者が自分のチベット密教の師からチベット体操のための「ツァ・ルン・トゥ・コル」という密教体操のための教典をいただいてそれにもとずいて解説しているのです。
 それを見ると一から五までの動きと六番目の儀式も「若さの泉」とほぼ同じですが(ただ細かい動きや呼吸の違いがあります)。面白いのは六つの儀式以外に七つの秘儀というものがあり、その四番目が以前にスパスパ人間学で紹介されていた六番目のものに近かったということです。チベット体操といっても内容においてはけっこうヴァリエーションや混同があるのかもしれません。この教典には82のポーズがあるそうなのでこれがチベット体操の原典ではないかと思いますが、以前に「虹と水晶」(ナムカイ・ノルブ 永沢哲訳 法蔵館)という本を読んだときにヤントラヨーガという秘儀的密教体操が紹介されていましたがこれが「ツァ・ルン・トゥ・コル」と同じものではないかと思います。この本はチベット密教の身体技法を知る上で貴重です。
 今、ちょっとチベット体操を再開してみようかなと思っています。今度は
 前回と違った印象になるかもしれませんね。
 
 ついでにといっては何ですが私の知人の女性の翻訳した本が出ていますのでちょっと告知させていただけたらと思います。
 「チベッタン・ヒーリング」(地湧社 テンジン・ワンギェル・リンポチェ
  梅野泉訳 )
 チベットのボン教やチベット密教の五大元素の調和と癒しを解説し、秘儀的密教体操も一部紹介されています。
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 2006-01-10 (火) 18:05:25
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 RIGHT:&size(11){[[HP「町の按摩さん」>http://tao.main.jp/anmasan/]]  [[「町の按摩さんblog」>http://anma.air-nifty.com/anma/]]  [[「キャラネティクス&チベット体操日記」>http://callanetics.seesaa.net/]]};
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 puru
 
 テスト。
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 2006-01-09 (月) 12:08:10
 
 puru
 
 初カキコ。
 この「按摩 Pukiwiki」は、まだまだ準備中です。
 現在は、mixiの日記に書いただけなので、訪問者はmixiの人だけ、かな。
 もう少し内容が増えたら、メインのHPやブログでも告知&リンクを張る予定です。
 
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