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2008-05-14 (水) 16:27:10

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2008-05-12 (月) 14:07:54

こんにちは、てつ生さん。
ようこそいらっしゃいました。(^^)

目を通したものもありますが、てつ生さんが書き込んでくれたものを読み直すといろいろと考えさせられます。

>◆中原貞衛編『按摩の栞』吐鳳堂, 明38.8

中原貞衛さんにはやられました。(^^;
まだデジタルライブラリーも知らない頃で、古本で『按摩法手技』という明治32年の本を注文し。
実は中原貞衛さん訳の西洋按摩だったというトホホな結果。
でも、「按摩リンク集」の同書のところに図版を載せていますが、その緻密な図が超お気に入りです。
なので、この図の為に買ったと思えば悔いはないです。

西洋医学や科学、論理的であることを有り難がって積極的にそれらを取り入れて来た日本人ですが、その始まりが明治期ですよね。
中原さんの文章に見られる認識は、平成の今も何ら変わっていません。

>二 遠心性とは中枢より末梢に向いて按摩するを云い此按摩に適するは神経なり。
>  故に又神経按摩法と称すべし。
>三 求心性とは末梢より中枢に向いて按摩するを云い此按摩に適するは筋なり。
>  故に又筋按摩法と称すべし。

このまんまなことを、いまだに鍼灸マッサージ学校では按摩・指圧・マッサージ理論として教えているはずです。
なんでもかんでも西洋医学的に説明しないと気が済まないんでしょうねえ。
人の体って、西洋医学的に生きている訳ではないんですけど。
むしろ、感覚的、情緒的なものが主体な生き物なのに……。

まあ、形的には確かに按摩は体の深部に、マッサージは表層に働きかけているように見えますし、そういっても過言ではないんですが。
そこから訳知り顔に論理展開しちゃうのも何だかなあと思います。
深い→動脈→遠心性
表層→静脈→求心性
ということにして、実際の手技もそれに合わせるようにしたりなんかして。(^^;
按摩もマッサージも、遠心、求心、どちらも使うしそれで害はないし、けど、たまたまそれっぽい手技が多かったので、西洋医学的にはそう決めちゃった方が都合がよかったんでしょうね。

>故に治病上には吾人西洋按摩を賞用す。然れども日本按摩も決して無効なるにはあらず。

明治、大正、昭和初期と、西洋医学的だという理由だけで西洋マッサージが賞用されたかのようですが、実際には全然根付いてないです。
西洋マッサージが本格的に用いられたのはエステティックからでしょうね、おそらく。
それまではスポーツマッサージが一部で用いられたくらいだと思います。
町の治療院やサウナ等で行われているマッサージは、明治期以来いまだにマッサージという名の按摩ですし。

>◆富岡兵吉『日本按摩術』誠之堂書店、大正8、88p;22cm

これ、ぼくも持ってます。(^^)
「自序」読み返してみましたけど、なんか憂鬱になります。
先進国の仲間入りをする為に欧米化し、社会制度や教育もキッチリすることである程度の質を確保した均一なものが出来上がったように見えますが……。
科学や論理の及ばない心ある大切なものがゴッソリ抜け落ちてしまったような、そんな気がします。

>・『無薬医師録』昭和6年版 114p
> 吉田久庵氏 東大治療室嘱託(真鍋物療内科同窓会員)日本橋区江戸町一ノ四
>とのみある。これは三代目か?

おぉ、三代目さんがいたんですかね。

>・佐々木味津三『右門捕物帖 達磨を好く遊女』に、吉田久庵が登場。

面白そう〜。
読んでみます。(^^)


2008-05-11 (日) 14:43:58

初めまして。
日本における按摩の歴史
導引口訣鈔テキスト
導引口訣鈔を読む
など、非常に参考になりました。ありがとうございました。今後の展開も期待しています。

私が気付いた限りでの「日本按摩」や吉田久庵についての記述です。すでにご存知のものもあるかとは思いますが念の為。
また、石坂流というのが富岡兵吉氏の下記著作に出てきます。
◆の3冊は実技についての叙述がありますが、私は門外漢ですので、・・・

◆中原貞衛編『按摩の栞』吐鳳堂, 明38.8
【近代デジタルライブラリー】
「第一章 按摩の意義
一 我国には現今日本按摩と西洋按摩とあり。日本按摩は遠心性西洋按摩は求心性なり。
二 遠心性とは中枢より末梢に向いて按摩するを云い此按摩に適するは神経なり。故に又神経按摩法と称すべし。
三 求心性とは末梢より中枢に向いて按摩するを云い此按摩に適するは筋なり。故に又筋按摩法と称すべし。
・・・
一二 即ち按摩は血液循環を幇助するものなり。
一三 血液循環は神経の作用なり。神経を按摩即ち刺戟すればその機能旺盛して血液循環を善くす。故に日本按摩即ち神経按摩は有効なり
一四 動脈血は進行力強けれど静脈血の進行力は微弱なれば循環を催進するには静脈の血流を幇助す。
一五 静脈は主として筋肉及筋間組織を通るものなれば筋肉を末梢より中枢に向いて圧迫し行けば静脈血は其流るる速力を増す。故に西洋按摩即ち筋按摩は有効なり。
一六 今両法を馬車に譬えんに日本按摩は馬に鞭つが如く西洋按摩は車を推すが如し。其効力の大小は言わずして明らかなり。
一七 故に治病上には吾人西洋按摩を賞用す。然れども日本按摩も決して無効なるにはあらず。両者を併用すれば効能益多かるべし。」

◆久木田七郎著/田代義徳閲『臨床応用 按摩術指南』誠之堂、明42.2、219p ; 21cm
【近代デジタルライブラリー】
按摩術にマッサージのルビがあることに端的なように日本古典按摩術というより、西洋式マッサージの指導書。

「・・・徳川時代に至りて杉山和一、吉田久庵の如き豪傑輩出して按摩法を振起したれども、遂に旅の疲れや、肩の凝りを治するの一賎技に留りて今日の状態を馴致す。・・・」(序 田代義徳)

◆富岡兵吉『日本按摩術』誠之堂書店、大正8、88p;22cm
著者は明治23年東京盲唖学校卒業、大正元年より東京盲学校教諭。
「然れども本書の載するところは按摩術の全手技を網羅して大家研究の資に供せんとしたるには非ずして、主として初学者に本術の大綱を指示せんと欲するにあるを以て、単に諸術式中自家の実験に徴して有効且つ容易なりと思量せるもの、及び各流派共に殆んど共通と思わるる術式を蒐集し、其の他寛永年間の著述に係る大久保道古氏の古今導引集、宮脇仲策氏の導引口訣鈔並びに賀川子啓氏の産論翼(明和年間の著)寛政年間に公にされた藤林良伯氏の按摩手引、又文政年間に編纂せられたる太田晋斎氏の按腹図解等を参考して其の中より合理的の二三術式を撰択し、而して又従来血脈経血を基として按摩の応用をしたるに反し、現代に於ける解剖学上の部位的名称に準拠して系統的に術式を記述したり。」(自序三〜四頁)

「杉山流、石坂流等は今日最も世人より歓迎せらるる術式なるが如し」(「第一章按摩術の沿革」本文四頁)

・『無薬医師録』昭和6年版 114p
 吉田久庵氏 東大治療室嘱託(真鍋物療内科同窓会員)日本橋区江戸町一ノ四
とのみある。これは三代目か?

・佐々木味津三『右門捕物帖 達磨を好く遊女』に、吉田久庵が登場。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000111/files/559_18962.html(青空文庫)

てつ生


2008-05-04 (日) 12:27:48

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2008-02-11 (月) 14:33:35

puru

こんにちは、玩具修理屋さん。

タイミング良いですね。(^^)
実はぼく、5つのチベット体操を再開したばかり。
今日で4日目です。
日記もつけていますが、リンクはこのページ右下にあります。
昔書いた日記プラス、再開したばかりのチベット体操のことも書き始めたところ。

以前調べた、スパスパ人間学で紹介されたヒマーチャル・プラデーシュ州ビルのチョクリン・ゴンパ寺院で行われている「ツァ・ルン」の記事なんかをこのPukiwikiにまとめようと思っていたところです。
そこに、玩具修理屋さんの「若返りの秘儀チベット体操」の紹介ですから、なんというグッドタイミング。
ありがとうございます。

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↑これですね。
確かに価格(830円)といい作りといい、中身の軽いハウツー本だと思ってしまいますね。(^^;

>面白いのは監修者が自分のチベット密教の師からチベット体操のための「ツァ・ルン・トゥ・コル」
>という密教体操のための教典をいただいてそれにもとずいて解説しているのです。

おぉ、興味深いですね。
それと「虹と水晶」ですか、こちらも惹かれますね。
両方とも近々読んでみることにします。

>私の知人の女性の翻訳した本が出ていますのでちょっと告知させていただけたらと思います。
>「チベッタン・ヒーリング」(地湧社 テンジン・ワンギェル・リンポチェ梅野泉訳 )

・&amazon(4885031931,noimage);

これもまた面白そうですね。
去年の8月に出たばかりなのに、書評が7つもついているし。
なかなかスゴそう。

いろいろ教えてくれてありがとう。(^^)/


2008-02-10 (日) 19:21:35

玩具修理屋

こんにちは、Puruさん。お久しぶりです。今、チベット体操がブームになっていますが。
「若返りの秘儀チベット体操」(宝島社 岡本羽加監修)という本を見たのですがよくある便乗本かと思ったら、面白いのは監修者が自分のチベット密教の師からチベット体操のための「ツァ・ルン・トゥ・コル」という密教体操のための教典をいただいてそれにもとずいて解説しているのです。
それを見ると一から五までの動きと六番目の儀式も「若さの泉」とほぼ同じですが(ただ細かい動きや呼吸の違いがあります)。面白いのは六つの儀式以外に七つの秘儀というものがあり、その四番目が以前にスパスパ人間学で紹介されていた六番目のものに近かったということです。チベット体操といっても内容においてはけっこうヴァリエーションや混同があるのかもしれません。この教典には82のポーズがあるそうなのでこれがチベット体操の原典ではないかと思いますが、以前に「虹と水晶」(ナムカイ・ノルブ 永沢哲訳 法蔵館)という本を読んだときにヤントラヨーガという秘儀的密教体操が紹介されていましたがこれが「ツァ・ルン・トゥ・コル」と同じものではないかと思います。この本はチベット密教の身体技法を知る上で貴重です。
今、ちょっとチベット体操を再開してみようかなと思っています。今度は
前回と違った印象になるかもしれませんね。

ついでにといっては何ですが私の知人の女性の翻訳した本が出ていますのでちょっと告知させていただけたらと思います。
「チベッタン・ヒーリング」(地湧社 テンジン・ワンギェル・リンポチェ
 梅野泉訳 )
チベットのボン教やチベット密教の五大元素の調和と癒しを解説し、秘儀的密教体操も一部紹介されています。


 
 
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