6-衆-厚生委員会-9号 昭和24年11月28日


○岡(良)委員

……略……

 なおあんま、はり、きゆう、マツサージは盲人の諸君が主として担当しておるのでありますが、これにつきまして、最近盲人の団体の中から、いわゆるあんまだけを取除いて別途な法律が出るのではなかろうか。
そういたしますると、せつかく福祉法ができるとは言うものの、自分たちの従来の生業というもの、従つてまた身分というものに対して非常な不安を感ぜざるを得ないので、福祉法ととんとんとすれば、かえてありがた迷惑だ――というわけでもありませんが、非常な不安の声を聞いておるのであります。
そういうことにつきましての医務局長としてのお考えを承りたいと思います。

○東説明員

……略……

それから第二の問題でありますが、この点は近く参議院の方から議員提出でさような改正案が出るということは承知いたしております。
その根本は、あんまとマツサージとをわける。
そうしてあんまというものをいわゆる医療の補助行為というのではなく、慰安というふうなものに限局をする。
そういうふうな構想でできたものと存じますので、この点につきましては、いろいろと異論のあることを私ども承知いたしております。
従つてそれに対しては、われわれといたしましては、十分愼重な態度でこれに臨みたいというつもりでありますが、ただいま私はそれの具体的なことは承知いたしておりませんので、十分御質問のような点を念頭に置きまして、慎重に事に対処いたしたいと存じます。


 
 
 

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